これは「上手い人は多くのクラブをティアップなしで
クリーンヒット出来る」という説明をした際の資料です。
あるデータを元にこのグラフを作成しており、
平均では105~110ぐらいのスコアの方が多く
なっています。
当コースで行われる各コンペの成績を見ていても、
そういう感じはします。
では、なぜそうなるのか?
①パットは多くの人が平均でほぼ2パット。
②パーオンは少なく、ボギーオンが一番多い。
次に多いのはダボオン。
③OBが1ラウンドで2~4発は出る。
という理由からです。
①平均2パットだと1ラウンドで「36」。
②ボギーオンばかりとすると、1ラウンドで「54」。
③OBが3発出ると、その分で「6」を加算。
①+②+③=96 となります。
が、平均ボギーオンというのはまずまずの上級者であり、
そこまでのレベルに至っていない人のほうが多いです。
そのため、1/3のホールである6ホールでダボオンに
なってしまうと、その合計は100を超え、「102」。
さらに、OBが3発では済まず、5発出ると、「4」を
加算して「106」となります。
「それよりももう少しましだった」というケースでも、
パーオンがなかなか出来ない以上、ほぼ毎ホールの
ように寄せを行うこととなります。
結果、数回、寄せミスが出たりすると、やはりそういう
スコアになってしまい、平均スコア105ちょっとという
ゴルファーは非常に多くなります。
2022.10.30
「今日は寄せが良かった」
「ショットが良かった」「パットがイマイチだった」
等は、個々のラウンドで毎回のようにありますが、
平均的なゴルファーは、ボギーオン率とOB数が
スコアメイクの骨格を成しています。
シングルの方でも、半分以上のホールがパーオン
という方はそうそうおらず、いかに寄せワンで
パーを取るかにしのぎを削っている方が多いはずです。