「ボールマークが直してない」
「バンカーが馴らしてない」
と、指摘される方々はそれでも結構多いです。
特に多いのは、ネットサイトのクチコミで、
書くネタとして取り上げやすいということで、
ついつい書かれがちということはあるのかも
しれません。
でも、そうご指摘される方々は、
自身が作ってしまったディボットを
どうしているのでしょうか?
ディボットは、
その場に目土袋を持って来ている
orカートに目土袋を取りに行く
orキャディさんに依頼する
or近くに手頃な削り取られた土付きの芝が
たまたま落ちていて、それを乗っける
ということがなければ補修できません。
そして、カートには通常1つしか目土袋が
設置されていませんので、特にセルフプレー
では、全員によるディボットの修復はかなり
困難な作業となります。
一方で、他人が作った傷を黙々と直されて
いる方々は、元々がそのよう発言をされない
でしょう。
先に挙げた目土をするメンバーさんたちから
そのような言葉を聞いたことはありません。
彼らは元々、芝の手入れやボールマーク
直しをしない人の方が普通で、自分たち
の方が珍しいと思っています。
芝を愛する人は黙々と修復し、非難もせず
という気がします。
一般社会でもそのようなことは多いのでは
ないでしょうか?
2018.10.20
多分、メンバーコースは、そこの社員だけで
作り上げるものではなく、社員とメンバーが
一体になって作り上げるものだと思います。
コースの状態もそうですし、クラブハウス内の
雰囲気、そして進行状況なんかもそうです。
そのため、その時にプレー代を払ったという
だけで、その時の一瞬を捉えて
「待たされた」
「コース管理がなってない」
「接客がなってない」
と声を荒げる一方で、自分の作った傷も
直さないビジターがいるとすれば、
「そんな連中は受け入れるな。
そこまで求めるなら川奈でも和合でも
満足できる好きなコースに行ってもらや
いいじゃねえか。
わざわざこんなとこ来んでも。」
えっ?こんなとこ?
それはともかく、そのような声がメンバー
から出ても不思議ではありません。
でも、同じ「ゴルフ好き」という共通点が
あるなら、我慢できる所は我慢して、
ゴルフをお互いに楽しめればと私は思って
います。
一方で、他のコースのメンバーさんが、
別のコースに来て声を荒げるということは
あまりないような気がします。
むしろ、良い所を見つけて、自分のコース
の社員に「あそこのコースの〇〇はいいぞ」
と伝えることの方が多いような気がします。
ゴルフ経験の多い方ほど、いつ行っても芝の
状態が素晴らしく、進行も極めてスムーズ
というコースなどはあり得ないということを
よく知っていらっしゃるでしょうし。
そういうコースもあるかもしれませんが
芝、そして進行は生き物ですからねえ。