偉そうなことを1で書きましたが、このタイトルは私にも関係があります。
私がショットイップスに罹っていた頃、
グリップがしっくりこずにやたらと握り直しをしていると、
「そろそろ寿司は握り終えたか?」
と周りからよく言われました。
テイクバックがなかなか出来ないため、
身体の前でクラブを上下させていると
「魚は釣れたのか?」と声を掛けられました。
テイクバックをしようしようと頑張っていると、
呼吸が止まって頭が充血し、
このまま脳溢血で倒れてしまうんじゃないか
と思うことも多々ありました。
このようにショットで時間を喰ってしまっていた私は、
打ち終わると何本かのクラブを持ち、
あわてて次のショット地点に向かったり、
ショットでもパットでも素振りはしないと決めていたものです。
「おっちゃん、早う打って(お願い!)」というタイトルには、
私に向けられた周囲の心の声の重さが込められおり、
今でも大変申し訳なく思っています。
2017/7/27
追記 2023.10.2
イップスでショットに時間のかかってしまう私は、
その分、他の所で急ぐことを心がけていましたので、
まあ、我ながら心がけのよいゴルファーだったような。
今は治りましたが、自分が苦労した分、イップス
っぽい人はすぐにわかりますし、イップスなのに
何度も素振りをする人を見ると、
「あかんて。
イップスのくせに素振りなんか何度もしてたら、
周囲がみんな寝ちゃうわ。」
と、つい思ってしまいます。