1つは、いつも一緒にやっていたり、見ていて、
「本当によく入れるなあ」と思う人です。
鈴木愛プロなんて典型で、多少長くても
「入るんだろうなあ」⇒「やっぱなあ」
ばかりですし、外すとこちらが驚いてしまいます。
ゴルフ仲間にもいますねえ。
構えられると嫌な予感しかしないし、
入らずともカップをかすめられただけで、
「ウワッ!」と思ってしまいます。
「オリンピックの点、取られた!」
とつい思ってしまって「ウワッ!」なんですが。
距離のあるパットの時は、
距離感のいい人は上手いなあと思います。
別に入るから上手い、入らないから下手ではなく、
ピンの半径50㎝ぐらいには毎回、寄せてきて、
ほぼOKの2パットで済ます方は上手いと思います。
「グリーンが遅くて俺にはタッチが合わん」
なんて言っている人は、その意味で言えば、
自分の得意な速さでしか合わせられず、
「俺は下手」と言っているようなものです。
パットの上手いゴルファーではありません。
もう1パターンあります。
1m前後の曲がるライン。
これをカップを外して狙って入れるか、
強気にド真っ直ぐでガチャンと入れてしまう
人ですね。
我々凡人なんて、カップを外すまでの度胸がなく、
①右カップ一杯を狙い、手前をかすめてハズす、
②真っ直ぐ狙いの場合は真っ直ぐの強さが足らずに
手前で曲がってしまうか、強すぎて飛び出てしまう、
のどちらかですし、他のゴルフ仲間もほとんどは
そうです。
②の場合など、強く打たなければいけないのに、
腕が固まってショートしてしまうことさえ
あります。
こういうパットをきっちり入れる人は、
「パット、うっまっ!」と思ってしまいます。
2021.1.5
最近で「パット、うっまっ!」と思ったのは、
年末のゴルフ侍の特別編ですね。
古閑美保選手のパットに、本当に驚きました。
16番ボギー。
1.7mのフックラインを外し、
17番がドーミーホールとなります。
残り2ホールを残してドーミーってのは、
ほぼ負けを意味します。
ところが、17番は、スライスラインの
1.5mを入れ、取ります。
取った所で、18番もドーミーホールなので、
下り3.5mスライスラインを入れ、バーディを
取らないと負け。
後で対戦者も「あれは絶対に外すと思った」
というパット、これを入れるんですねえ。
「これはさすがに無理」と、私も思って
いましたので、本当にビックリしました。
賞金女王を取っただとか、とんねるずの
スポーツ特番に未だに引っ張り出される
ってのは伊達じゃありません。