それは「近頃の若いもんは」「〇〇国人だから」
「△△世代だから」等の言葉とも同じです。
その人の本質を見ず、属性だけを理由として攻撃
する人は結構います。
と、昨日書いたんですが、「属性だけを理由として
攻撃」、こういう言葉はみなアウトだと思います。
ええ、「差別用語」になります。
「〇〇国人だから」「△△世代だから」なんて言葉
を今どき使ったら、そりゃちょっと思考の足りない
人と思われてしまいます。
「近頃の若いもんは」なんて言葉を使う年配の人が
いたとしたら、まさしく彼こそが紛れもない
「老害爺」と思われてもおかしくないです。
多分、こういう方、若い頃は「近頃の若いもんは」
と言われ、年を取ると「老害爺」と言われるタイプ
です、恐らくは。
一方で、確かに年配の権力を持った一部の方々の
横暴ぶりというか、行為が目に余る状況はある
ため、「老害」という言葉は支持を受けました。
でも、支持を受けたことを利用して、昨日書いた
ように誤った用い方をし、他人を攻撃するケースも
出て来ています。
例えば、敬愛するさんまさん。
ある番組で後輩から「老害」と呼ばれていました。
さんまさんに「老害」呼ばわり。
あれはないと思いますし、その場を面白くする
ためにその言葉を敢えて使ったとしても、そりゃ
センスがないと思います。
年配のかたを攻撃するのにあまりにも簡単すぎる
言い方ですので。
2025.1.16
さんまさんだけでなく、所さん、タモリさん、
タケシさんがよく言われ、今も言われているのは、
「いつまでもあんたたちがトップにいるから
俺たちに出番が回って来ない。」
という後輩芸人たちからの言葉ですね。
でも、恐らくさんまさんたちが表舞台を去ったら、
彼ら、トップに上がるどころか出番すらなくなる
かもしれません。
エースだとか、スターだとかって人は、その
人達が歴史に残るほど偉大であった場合、
代わりの人なんてなかなか出てこないです。
彼らが引退したりした後にすぐ代わりの人が
出て来るのではなく、時をおいてたまに出現
してくるだけです。
上の例を見て頂ければ実感頂けると思うのです
が、そのためさんまさんたちがいなくなったら、
お笑い界そのものが縮小するかもという気はします。
王さん、長嶋さんの後だって、実績・人気で
彼らに匹敵する選手はもう巨人では50年近く
出ておらず、今後も出ないような気はします。
巨人が「球界の盟主」と言われたのも両選手が
君臨していたからこそだったでしょう。
大谷選手のレベルなんて、日本の野球の歴史が
始まって百数十年だと思いますが、初です。
そして、もう二度と現れないかもしれません。
そして、BIG3もかなりレアな存在だと思います。