「老害」の意味する所は、用例を思い浮かべる限り、
「立場に胡坐をかいて切磋琢磨せずに退化している、
その退化していることを理解せず、持ったままの
立場から相も変わらず周囲に偉そうなことを言う。
そして、退化しているからこそ、その口から出る
言葉にも的外れなものが多くなり、言われた側や
その周囲を辟易とさせる。」
てなことだろうと思います、恐らく。
ですので、それが正しいとしたら、「老害」と
いうよりも「権力バカ」、もしくは「単なるバカ」
という方が正しいです。
「権力バカ」「単なるバカ」。
いくらでもいます。
幼稚園児、小学生の中にもいますし、学生・
若手社会人の中にもゴロゴロいます。
ただ、大きな組織で大きな権力を持つ人には
そこで年数を経た年配の方々が多いということが
あります。
そのため、「老害」という言葉がクローズアップ
されたんでしょう。
でも、それを「老害」と呼ぶのは正しくないです。
「権力バカ」もしくは「単なるバカ」です。
大きな組織で権力を持つ年配の方々は多々お見え
ですが、多くの方々は「権力バカ」ではないです。
年齢にかかわらず、権力を持って有頂天になり、
好き勝手なことを言いだしたり、やりだしたり
する一部の「単なるバカ」がいるだけです。
更に言えば、誤った用い方をされてしまった
ことを利用して、自分に都合のよい使い方をする
人々も出て来てしまっています。
結果、「老害」という言葉は、攻撃したい年配者
を攻撃する際に、その人の実際を見ず、ただ年配
ということだけを理由に攻撃する際に使用されます。
てことは、「老害」という言葉は単なる悪口で
あり、使う人の品性が問われる言葉でもあります。
それは「近頃の若いもんは」「〇〇国人だから」
「△△世代だから」等の言葉とも同じです。
その人の本質を見ず、属性だけを理由として攻撃
する人は結構います。
でも、やっぱりそういう人は品性がないし、根が
バカだし、更に悪口の場合でしか言わないです。
2025.1.15
例えば、電車またはバスの中で乗務員や他の乗客
に当り散らすご老人 or 若者がいたとします。
彼は、他の人々のことを屁とも思っていないため、
そういう行動を取るんですが、横にお巡りさんが
いれば、絶対にそんな行動は取りません。
お巡りさん以外の人々を単に舐めているだけです。
「自分の行動を止めようとする奴なんていない」と。
それはブラック企業の経営者も同じなんですが。
ゴルフ場でも、クレームを言って来る人はいます
が、仮にその方が無記名会員権の制度を利用して
当コースへ来場したと仮定した場合。
その無記名会員券を所有する法人の担当者に
「この方なんですけど」と一言伝えれば、その人は
顔色を変え、菓子折りを持って謝りに来ます。
例えばこういう例もあります。
具体的な実例は以前に書いたことがありますが、
ある方、偽の紹介状(コピー)を持参して来て、
それを使ってプレーをしようとしたんですね。
当初のしらばっくれ具合・クレーム度合いと、
会社に連絡をしてそれが確認できた後の彼の
態度、「ここまで変わる?」という感じでした。
彼、頭が床にめり込んでいます。
ええ、恥ずかしい人、たまにふらっとお見えに
なります。