私はメンバーさんを含めた来場者全般についての
対応が業務で、その中には償還金の問題もあり、
「訴えるぞ!」というケースを多々経験しています。
一方で、実際に弁護士の方々とお話しする機会や、
実際に訴える寸前まで行かれた方ともお話をさせて
頂いて来た経験があります。
その経験から言うと、両者には明確な違いがあります。
特に、現在はコース運営会社の交代により、この種の
電話を受けることが非常に多く、それを感じます。
大きく分けると、昨日のクチコミ投稿の件では
ないですが、カッとして言って来るのか、冷静
なのかの差があります。
「訴えるぞ!」という人の場合は、基本的には
脅しです。
カッとなった状態で電話をして来て、自分の思う
ように話が進まないと、多分、本人としては
伝家の宝刀のつもりで「訴えるぞ!」を繰り出します。
でも、多分というか大抵の人はそうは言ったものの、
どうやったら訴えられるのか、そのための費用はどの
くらいか、そして勝算があるのかをほぼ分かっていません。
ですので、「どうぞ」と返されると、大抵の方は、
次の言葉を失います。
思い出せば、街にたむろしているチンピラみたい
なのに絡まれて、さんざん脅して来るけど、実際には
ちっとも手を出してこない連中と同じです。
あれにも近いです。
困った小学生がよく言う「先生に言いつけるぞ!」
本当に来る人は、脅しなしでいきなり来ます。
(非常にレアですが)
弁護士の方々や実際に裁判まで考えている人も
同様で、脅しの言葉やカッとなった感情的な言葉は
一切出してきません。
ですので、そういう冷静な方々の方がむしろ怖い
です。
つづく
2023.10.4
初めて話す弁護士さんとの会話なんて本当に怖いです。
カッとした言葉はなく、むしろ友好的な感じでかつ
低い声で淡々と事実確認だけを求めて来ますので。
その質問に対して、もとより嘘を言うつもりはない
のですが、事実でも言っていい場合とまだ言えない
部分がある場合もあります。
この辺りは、先方の話を聞きながら、自分で話し
ながらも、頭の中で常にぐるぐる回っていて、
それを踏まえながら話をしています。
こういう例を最近よく書いていますが、そういう
ことがあったということは書けても具体的にそれが
どういう人だとか会社だということは書けないです。
それと同じですね。