南1番ロングもトリッキーというか、あまりない
構成のホールです。
「打ち下ろしだろうけど、それが?」
という感想を画像を見た方はお持ちだとは思います。
でも、「2段階」で打ち下ろしになっているんですよね。
ティショットはティにもよりますが、あまり
打ちすぎるとかなり急な斜面まで行ってしまいます。
ある程度飛ばせる人は、斜面と斜面の間の平坦地を
狙うかもしれませんが、そこまで飛ばせる人は
なかなかいません。
使うティにもよりますけど。
ましてや2つの斜面を飛び越えて下の平坦地というと
400yd以上の飛距離が求められ、それが可能な人は
まずいません。
一方で、ティショットの飛距離が足りないと、
2打目で2つ目の傾斜地を超すことが出来ず、
3打目は急な左足下がりからのグリーン狙いになります。
また、フェアウエイ中央の木々も効いていて、
その左側は狭いです。
そこを狙う方もいらっしゃいますが、結局、
左のOBを怖がって木々の向こうのバンカーに
行ってしまうというケースが多いです。
バンカーに入ってしまうと、一気にパーの
可能性がしぼみます。
2022.1.28
左足下がりは引っかけやすいのですが、左側が
ずっとOBという所もこのホールの嫌らしさです。
会心のフェアウエイウッドのショットがす~っと
左の林に消えていくというのは何度も見たことが
あります。
本当にきれいな弾道で林に消えていきます。
一方で、木々の向こうはバンカー⇒サブグリーン
となっています。
サブグリーン使用の場合、平らな所まで狙えるなら、
グリーンにまだ人がいる時は、打たずに待ちます。
でも、ティショットが飛ばないとセカンドは
ナイスショットでも斜面どまりであるため、
その時はグリーンに人がいても打ちます。
打った球が斜面をコロコロコロコロ転がって、
斜面の終わり際、木々の手前10ydぐらいまで
届くと、
「後ろの組から打ち込まれた!」
とマスター室に怒鳴り込む人もいます。
打ち込みの解釈と癇癪の起こし方は、
人によって全然違います。