①世界レベルor超人気選手が出現。
②世間が注目する。
③子供たちにも注目され、
それをやろうとする
子供たちが増える。
④底辺が広がり、更に世界レベル・
人気の高い選手が増えてくる。
⑤レベルor注目度の高い試合が増え、
視聴率が高まり、スポンサーも集まる。
⑥スポンサーが集まるため
大会も増えるし、放映も増える。
⑦結果、更に競技人口が増え、
人気・実力選手がますます
出てくる可能性が高まる。
具体例など挙げる必要もないと思いますが、
一番の典型は長嶋茂雄選手から始まった
プロ野球の隆盛です。
海外で言えば、朴セリから始まった
韓国の女子ゴルフが典型でしょう。
そして、日本の女子ゴルフも、
韓国ほどではないですが、成功を
手中にしています。
女子ゴルフは、スポンサーの接待もしっかり
やってるでしょうが、それをしているから
人気があるのではなく、
世界でも戦える選手がどんどん出てくる、
途切れずに若手の有望選手が出てくる
から人気があるのです。
ジャンボの時代はスポンサーが集まり、
空前のゴルフブームだったのは事実です。
でも、彼らはプロアマ戦での接待は
積極的ではなかったという報道が出ています。
即ち、スポンサーの方から人気のある
男子ゴルフにすり寄ってきていたのです。
例え、プロアマで接待してもらえなくても。
松山英樹選手が世界で活躍する現在、
間を置かずに続けて世界の舞台に
立てる選手を育成することが男子ゴルフ
にとって一番重要なことでしょう。
そのためには、ジュニア世代への
英才教育と、もっと下の層での
競技人口拡大に力を入れることが
もっとも必要となります。
世論から叩かれてしまいそうですが、
プロアマでの接待擁護論で大騒ぎ
している場合ではないのです。
そして、松山英樹選手に対しては
日当数万円ちゃんとやるから、
日本の試合ではプロアマできちんと
接待しろ。立派な仕事だからな。
なんて、絶対にやらないで欲しいです。
ますます日本に寄り付かなくなります。
ちなみに、ゴルフコースはジュニア育成に
協力的なコースが多いです。
当コースでも、ジュニアは
ほぼメンバーフィーですし、
薄暮でも定期的に回って頂いています。
ゴルフ好きのみなさん、
是非お孫さんにゴルフの英才教育を。
今はまだまだ競技人口のすそ野が
広くありませんので、チャンスです。
2018.6.13
意図的ではないかとも思える
過度の片山パッシングが起きたため、
ごっちゃになりがちですが、
プロアマ戦の接待の是非と
片山プロの人間性は別の話です。
従って、片山プロの人間性について
あれこれするつもりはありません。
報道だけで、実際がどうかは知らないですし。
スポンサーを集めるのは
人気がなければとても大変な
ことだろうと思います。
でも、難しいことを無理にやろうと
するとひずみが生じます。
今回の件は、そんな所から
発生しているように感じます。
同じゴルフなのに、女子ツアーは見るけど、
男子ツアーは見ないという人が多い
というのはデータからも明らかです。
データだけでなく私の周りでも実際にそうです。
そして、彼らはプロアマ戦で女子プロが
接待してくれるから中継を見ているわけでも
ありません。
当たり前ですが。