以前のブログで
速さを売りにしているグリーンはそんなに
うねり(アンジュレーション)がない。
うねり(アンジュレーション)の強いグリーンで、
速くするととんでもないことになる。
ということを書いたことがあります。
で、当コースも「うねり(アンジュレーション)」
が強いため、速くすると進行がめちゃ遅れますので、
そうそう速いグリーンにすることは出来ません。
コンパクション(硬さ)を出そうとして転圧機を
かけるにしても、アンジュレーションが崩れない
ようにする必要があり、そう簡単ではないです。
そうなんですが、実際にそういう設定にしたケースを
テレビで見ました。
先日の
【2023】日本女子プロゴルフ選手権大会コニカ
ミノルタ杯。
こちらの会場となった
パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(長崎県)
のグリーンです。
こちらは中継時に流されたグリーンのアンジュ
レーションを示す画像ですが、めっちゃくちゃ
うねっています。
なのに公式戦らしく、グリーンはめちゃハヤ。
ツアーに出るプロなんて、どの方もパッティングの
天才だと思うんですが、その彼女らが、優勝争いを
している選手でさえ、四苦八苦していました。
「速い方が面白い」「速い方が入る」なんていう
方もお見えですが、こういうグリーンでもそう言える
のかしら?とは思っています。
また、確かに面白いかもしれないけど、4パット、
5パットをして、進行を遅らせないでよとも思います。
2023.9.13
会場のコース、焼けてしまって茶色だらけという
グリーンがいくつもありました。
多分、根っこは残っているけれど、短く刈り込んだ
ために、広範囲に芝焼けを起こしたんだと思います。
で、タッチも変わり、いつも以上にパッティングで
苦労をされたのではという気がします。
でも、選手、
「こんなグリーンでゴルフが出来るかっ!」
とは言えないです。
ゴルフはあるがまま、その中でどうベストを尽くす
のかだけです。