「食う」「寝る」は人間の本能の1つですが、
「光あるところに影がある」ように、
「食」のあるところに必ず「便」があります。
便秘の方もいらっしゃるかもしれませんが、
「大あるところに小もある」ですので、
トイレは誰もが日に何度も使用する憩いの場となります。
今はウォッシュレットが普及し、非常に
清潔かつ快適となりましたが、私の実家は
「ぼっとんトイレ」だったんですね。
ですので、未だに夢を見ることがあります。
便をした後の着地音とそれに伴ってお尻に
跳ね返ってくる謎の液体ですね。
汲取りをした直後が一番危険で、重力加速度は
9.8m/s二乗ですので、着地までの時間があれば
あるほど、跳ね返りの運動量は大きくなります。
汲取り直後は本当に注意したんですが、
回避することが出来ず、跳ね返りが皮膚に
到達した時のあの冷たさは未だに忘れられません。
夢に出て来て、飛び起きることがあります。
そういうことが日本では、かなりなくなり、
「日本の良さがまた1つなくなった」と嘆いて
いらっしゃる方もお見えかもしれませんが。
後はパチンコ屋さんのトイレですね。
負けている時はいつトイレに行ってもいいです。
何の問題もありません。
でも、困るのが確変中ですね。
大当たり終了後、直ちに次の当たりが発生する
場合があります。
その場合は、アタッカーに球を最低1個は
入れないと、パンクで大当たり終了となって
しまいます。
ですので、確変中はいくら便意を催しても
みんな我慢します。
が、大連チャンともなるとその我慢にも限界が
来ちゃうんですね。
で、意を決して大当たりが終了した直後にトイレに
駆け込みます。
時間がないもんだから、チャックを下ろしながら、
猛ダッシュです。
でも、走りながらチャックを下ろそうとすると、
うまく下ろせない時があります。
多分、人間ってチャックに手をかけた瞬間から
カウントダウンが始まって、一定秒数後には
おしっこが出ちゃうんですね。
上手く下ろせすぎた人も悲惨で、ブラブラ
させながら走ってきますが、もう出始めちゃって
います。
トイレの入り口辺りから便器の入り口まで
一直線に続くせせらぎのような流れがある場合、
それは彼らの必死に戦った痕跡です。
無念の涙にも見える一筋のせせらぎが、時には
何本も出来ることがあります。
つわものどもの夢の跡です。
2021.6.17
チャックは下ろせ、無事、漏らさず便器の前に
たどり着いたんだけれど、パンツから出す前に
始まってしまった方も見たことがあります。
間に合ったのに、足元からせせらぎが始まって
いました。
チャックを下ろそうとしつつある人と、
トイレの入り口付近で鉢合わせするケースも
あります。
あれは怖いです。
でも、こういうこともあるし、大負けした人が
いたずらをするケースもあるため、パチンコ屋さんの
トイレは掃除の行き届いているケースが多いです。
かなり頻繁に掃除をしているという印象があります。