「食のあるところに必ず便がある」
トイレというのは、接客の基本の1つでも
あると思います。
汚い、掃除の行き届いていないお店は
嫌ですし、今ですとウォシュレットがない
だけでも嫌です。
そういう点で、ゴルフ場などは比較的早期に
ウォシュレットが普及したと思います。
カートナビと同様、ゴルフ場にとっては
必需不可欠な設備だと思います。
ただ、良いのか悪いのかゴルフ場。
最悪、どこでも用は足せるんですね。
ティグランドの横の林の辺りなどは、
「みんなここでやってんな?」
とすぐわかるぐらい、それらしい感じに
なっています。
更に言えば、先日、ゴルフバッグの中に
トイレットペーパーを丸ごと入れていらっしゃる
方とご一緒しました。
その方、曰く、
「これねえ、本当に便利。
ついこの間も、同伴者がそこの茂みで・・・」
と、言ってらっしゃいました。
ゴルフ場ではある意味、鹿・サル・ウサギ等、
動物たちと同じ場所を共同利用しています。
2021.6.18
パチンコ屋さんもかなり早期にウォシュレットが
設置された業界の1つだと思います。
今は、特に田舎の方ではお店が潰れてしまい、
無残な姿をさらしている場合もありますが、
かつてはドライブにおけるオアシスでした。
今のように少し走ればどこかにコンビニが
あるという時代ではなかった頃、
パチンコ屋さんのトイレは本当に助かりました。
小さな子供などは「トイレに行きたい」と言った
瞬間から、放出までのカウントダウンが
始まってしまいます。
「トイレ」「トイレ」と喚く中、車で走って
いればパチンコ屋さんがどこかに見つかり、
そこに駆け込んでということがよくありました。
とりわけ、あまりお客さんの入ってない田舎の
お店は、トイレが本当にきれいでということも
ありましたし。
カーナビのない頃の夜などもそうでしたね。
見知らぬ田舎の土地を走っていると、
ずっと明かりが見えず、道を間違えているんじゃ
ないか?と思うことがよくありました。
そんな時、真っ暗闇の中、まるでお城のように
ライトアップされたパチンコ屋さんが遠くから
見えた時は、本当にほっとしたものです。
東海北陸自動車道がまだなく、飛騨の高山市へは
国道41号線を使って行っていた頃の話ですね。
何も見えず対向車もほとんど来ない真っ暗闇の
国道41号線。
遠くにパチンコ屋さんのネオンが見えた時は、
「町は近い。何か食べられる。」
と本当にほっとしたものです。