第1回スーパーシニアクラブ選手権が
先日開催され、結果は次のとおりでした。
出場資格は70才以上のメンバーであり、
白ティからとなっています。
「老害」という言葉はなにかとよく登場しますし、
クチコミ投稿でも品のない方々からは、
「前の爺どもが遅くて」という投稿もそこそこにあります。
でも、爺ではない方々、こんなスコアを出せますか?
ということが1つにはあります。
ましてや、自身が70代になった時に。
私は自分の上位スコアをかき集めればこれに
対抗出来ても、競技で2日続けてこのような
スコアを出す自信は全然ありません。
ましてや、70代になった時になんて「まあ無理」
だろうと思っています。
「年寄りだから」「女だから」「ガキだから」
「〇〇人だから」なんていう差別的な言い方は、
実効性を持っていないです。
能力的に負けている側が相手の持ってないものを
持ち出して、優位に立とうとしているだけです。
「僕には若さがある」「若い感性がある」なんて
というのは、裏を返せば他に何も持っていないから、
「若さ」を持ち出すしかないだけです。
本当に武器、優位性を持っているのであれば、
それを持ち出せば済む話で、「若さ」なんていう
抽象的なものは持ち出さないです。
晩年のピカソに向かって「僕には若さがある。
あんたは老害だ。」と力む画学生がいたとしても、
誰も相手にはしません。
もちろん、彼の絵を誰も買おうとはしません。
ピカソの絵の10億分の1の値段であったとしても。
ゴルフでは、
ゴルフの上手い人とそうではない人
プレーの早い人とそうではない人
(遅い人はめちゃ困ります。不歓迎となります。)
マナーの良い人とそうではない人
(そうではない方も困ります。)
黙々とボールマークを直す人と、たいして直しも
せずに「マナーの悪い奴が多い」と言うだけの人
(ゴルフ場側としては「黙々」の方を望みます。)
人格のある人とそうではない人
(まあ、どっちでも受け入れますが、出来れば、
人格のある人がコース側の好みです。)
一緒に回りたい楽しい人とそうではない人
(指名は出来ませんが、どうせなら楽しい人が
いいですよね?)
ぐらいの区別しかありません。
年令、性別、国籍、ゴルフ歴、更には金持ち・
慢性的金銭不自由症、社会的地位などは、全て
な~んも関係ないです。
ゴルフ場に出かけやすいかどうかという点で、
「家庭内の地位」の問題は残るかもしれませんが。
2021.10.3
スーパーシニアクラチャン。
最終9ホールが特に激戦でした。
雨の降る日で、ぬかるんだ18番フェアウエイから、
大羽さんの放ったセカンドショットが池に吸い込まれた
瞬間、勝負がついたようです。
大羽さんといつもマンスリーで一緒にラウンド
される平間さんの劇的な逆転勝利となりました。
オリンピックも面白かったとは思いますが、
勝負の世界というのは、常にドラマがあり、
オリンピックではなくても本当に面白いです。