全てがそうというわけではないでしょうが、
運動部系のクラブ活動の特徴として次のことは
あったと思います。
①顧問の先生がオールマイティ。
練習スケジュール・内容から選手選考まで
重要な事項はここでほぼ決定される。
例えば、選手側がレギュラーを決めるとか、
練習内容を決めるということがあると、
それが話題になることもあるぐらい。
②先輩の言うことは絶対。
大学の部活では、
「4年神様、3年貴族、2年平民、1年奴隷」
という言葉が典型例としてあります。
③新入生は道具の手入れ、球拾いから。
これはスポーツの種類によって違うかも
しれませんが、野球部で言えば球拾いと
硬球の繕い。
ラグビー部ではボール磨き。
これがイヤで部活に入らなかった人、すぐに
やめてしまった人も多いような気がします。
これら、少なくとも②③はダメですね。
①は優秀で知識豊富な指導者であればまだしも、
能力のない人間が権限を持った場合の弊害を考えれば
基本的にはOUTだろうと思います。
こういう風習が軍隊から来たのか、或いは、
儒教の影響で元々あったのかはわからないですが、
それが今も残っているとしたら、即刻、改善を
と思います。
パワハラ、カスハラ等の弱者いじめにも
つながっているような気がします。
2021.7.9
ラグビーボールは、唾を吐きかけ、ピカピカに
なるまで磨いていました。
ワックスを使用すると皮も長持ちするし、
時間もかかりませんでしたが、使うとメチャ
怒られました。
野球部の連中は、日中、球拾いをずっとさせられ、
帰りにボールを3個渡され、家で縫ってくるという
ことが日課でした。
小学校の時、メインの大会はソフトボールの
市内大会でしたが、監督であった5年生の担任の
考えにより大会1週間前にメンバー変更。
主力の6年生達を自分が担任する5年生に入れ替え。
当たり前のように初戦大敗。
そのレギュラーになった5年生達も5年生の中で
上手というわけではなく、その5年生の担任を
今でも許す気にはなれません。
中学の水泳部では、先輩に会ったら、どこで
でも大きな声で「チワッス!」と挨拶しろと
指導されました。
キチガイ沙汰だったと思います。
小学校の時の最大の恐怖が、
「中学の部活に入ったら、柔軟運動を
メチャクチャやらされる。」
ということでしたが、これは単なる
都市伝説でした。
先輩たちもみなカチカチで、誰一人、股を開き、
腹を前につけることなど出来ませんでした。