メイン練習
大学以前
フィールディング。
一人が後方にボールを蹴り、並んで待ち構えた
3人ほどが球をキャッチし、パスをしながら
2,30mほど前に走っていくという練習です。
これは、ショートダッシュ力、パス回しの練習
にはなりました。
でも、多くの場合、ディフェンスを付けて
おらず、ディフェンスが付くと球をぽろぽろ
こぼすという傾向がありました。
ディフェンスがいないと、みんなのびのびと
プレーが出来、ミスは起きにくいです。
社会人
タッチフット。
その日の参加人数を2つに分け、ゲーム形式で
ラグビーを行いますが、次のルールがあります。
・タックルはせず、相手に触れた時点でプレー終了。
・プレー開始はスクラムではなく、写真のように
オフェンス側が股の下からボールを出してスタート。
・キックもなし。
ショートダッシュ力、パス回しの練習に加えて、
ディフェンスがいる状態での抜き方、パス回しの
練習になります。
グランド全体も使いますので、ショートダッシュ
だけでなく、長い距離を走る練習にもなります。
また、タックルはしないものの、触るということは
タックルポイントに入るということですので、
タックルのタイミングの練習にもなります。
そして、最大の魅力は、楽しかったことです。
走り回る以上、体力的に今ではとてもやれない
ゲームですが、本当に楽しかったです。
痛くもないし。
ラグビーって面白いけど、痛いことが多いん
ですよね。
ですので、タッチフットという練習が楽しく、
痛くもないので、社会人なのに日曜、みんなが
集まって、練習出来たと思います。
2021.7.15
これもタッチフットをしている画像です。
楽しいからこそみんな笑っています。
そして、ラグビーは団体競技ですが、
こういう練習をすると個人間の技量差が
如実にわかってくるんですよね。
「あいつは(俺じゃ)抜けん。」
「パスもらって前に出れても、あいつが
いるから追いつかれる。」
「あいつは(自分で)抜ける。」とか。
ですので、選手選考で揉めることもまず
ありませんでした。
相手を抜く、潰すという技量は、走力の
あるなしだけでなく、センスというか、
見極めの良さが必要です。
でも、人数の多い強いチームは別でしょうが、
人数が少なく実戦経験の少ないチームはそういう
ことがわからず、体力だけで決められがちです。
前に書いた「道が見える」というのも、
こういう練習を積んでいないとなかなか
見える、気付けるようにはなりません。
ゴルフもそうですね。
経験を積むと、
「このパット、俺じゃまず入らん。」
と、すぐわかるようになります。