大学以前
小学校・中学:練習中に水を飲むなんてとんでもない。
高校:1度だけ水飲みタイム。
その一瞬で身体が欲する水分をありったけ
補給しようとし、腹がガバガバ
⇒その後の練習で全部吐く。
野球部だった方の話ですと、雨の日の練習では
倒れた時に慌てて泥水をすすったという話も
あります。
雨の日は、ウエアがずぶ濡れになりますので、
隙を見て、ウエアに染みた雨水を吸うという
ことは、私にも経験があります。
大学:高校と同じく1度だけ水飲みタイム。
が、なぜか水ではなく、コーラ。
慌てて飲み、炭酸で腹がパンパン。
その後の練習ではゲフゲフ言いながら
走っていました。
途中からスポーツ飲料の草分けである
ゲータレードが飲まれるようにはなりました。
そりゃ飲みやすく、
「アメリカじゃこんなん飲んでんのか。」
と思った覚えがあります。
この頃から、水分補給の重要性が一般的に
知られてきたと思います。
社会人
適度な水分補給は当たり前でした。
指導者が優秀ということもあったと思いますが、
ストレッチ1つ、個々の練習1つでも
「何故それをやるのか?」という説明がありました。
それ以前は、ただ言われるとおりにやるだけで、
それも形重視ですので、今考えてみれば、
トレーニングになっていなかった部分もあります。
手を伸ばしたまま、お尻だけ上下の腕立て伏せを
する人がどれだけ多かったことか。
ダッシュでも全力でやると、きつくなるため、
8分程度で済ますとか。
トレーニング効果優先というより、指導者に
怒られないようにという傾向はあったんじゃないで
しょうか?
指導者も指導者で、何が目的なのかをわかって
いない指導者も多かったでしょうし。
2021.7.30
「飲み物で何が一番美味しかったか?」
という問いには、人それぞれでいろいろある
とは思います。
でも、炎天下の中で練習をしていた方々に
とっては、これが一番美味しかったのでは
ないでしょうか?
とりわけ、本当にトイレに行きたくなって
「トイレに行ってきま~す。」
と言いながら、トイレはそこそこに蛇口の水。
それも、トイレの手洗い用の蛇口から、慌てて
飲んだ水は今までで一番美味しかったです。
あんなに美味かった飲み物はその後、飲んだことが
ありません。
ちょっとした錆臭さも、脳に響くいい感じのバック
グランドミュージックでした。