競技ごるふの世界では、
プレーヤーとキャディは
一心同体の扱いである。
ここぞという大事な場面で、
キャディのアドバイスが重要な役割を
果たすこともしばしばである。
我々ダッファーも、ラウンドする度に
素晴らしいキャディに巡り会えたら
充実した楽しいごるふが展開できるかも、
などと妄想を抱きたくもなるが、
実際に我々に付いて下さるキャディは
千差万別。
おのずと、ツアー競技のキャディとは
まったく異なる付き合い方を
しなければならない。
ハウスキャディの教育は、
ごるふ場の重要な課題である。
教育が十分に行き届いていて
気持ち良くラウンドできる所もあるが、
一般的には、慢性的な人手不足と
教育する側の問題もあって、
そのようなごるふ場に
遭遇できるケースは少ない。
勢い、プレーヤーとキャディが
衝突する結果を招くわけだが、
プレーヤーもキャディもお互いに
不満や言い分があって、話は簡単ではない。
しかし、プレーヤーとしての基本的な
心構えがわかっていない人も多いようなので、
私が考えるごるふぁ~として
絶対にやってはいけないことの数々を、
警鐘の意味も込めて述べておく。
2019.1.27
まあ、当たり前のことですね。
「千差万別」という点は。
二天一流を長年修行した人はみな、
開祖宮本武蔵のように強いかと言えば
当然そうではありません。
むしろ、宮本武蔵こそレアケースです。
同じ相撲部屋なり、同じ学校の部活など、
同じ環境で鍛えた人たちがみな同じ技量?
ってことはまずありません。
横綱・エースと呼ばれる方もいれば、
頑張っているんだけど取的どまり、
万年補欠という方のほうが多く
やはり横綱・エースと呼ばれる方は
ごく少数です。
キャディさんでもそれは同じです。
ただ、料金はみな同じという所が
ゴルフ場側もお客さんも頭が痛い点です。
でも、それも多分、どこでも同じです。
例えばお医者さん、腕のいいお医者も
いらっしゃれば、局内でヤブで鳴り響く方も
いらっしゃり、それで、やはり料金は同一です。
そのため、サービス提供側の選択では
教育ということのほかに、質を揃える
という部分が出てきます。
それは最低限をどのラインにするのか
ということであり、よいものばかりに
するという意味ではありません。
選りすぐりとは意味が違います。
最低ラインをぐっと上げれば、
選りすぐりに近くなりますが、
需要数の確保がねえ。
平均スコア100以下を基準にした場合と、
85以下にした場合の人数差などいい例です。