ごるぴー商会より:おごれる者も久しからず?①
ごるぴー商会より:おごれる者も久しからず?②
の続きです。
サインといえば、
ニック・プライスの姿も印象的だった。
18番をホールアウトし、アテストを
終えてクラブハウスへ引き上げる途中、
ファンの1人が色紙を差し出した。
するとプライスは、「ハ~~イ」
とか言いながら、自分のズボンの
ポケットからサッとペンを取り出し、
スラスラとサインしてみせたのだ。
サインをする側は、普通ペンなどは
持ち合わせていないはずだ。
この時も、ファンはペンを渡そうと
したのだが、それよりも早く、
プライスはポケットに手を入れていた。
気軽にサインに応じる心構えで、
朝のラウンド前からずっと
「マイ・サインペン」を忍ばせておく
なんて、これぞプロ、という感じである。
話が少々それたが、今回の舌禍騒動は、
どう考えても丸山自身のおごりから
生じた暴走と断じて間違いなかろう。
一体何様のつもりか、と言いたく
なるような出来事である。
今年から米国の試合に本格的に参戦し、
素晴らしい戦績を残している点は
賞賛に値する。
1ごるふファンとして、今後とも
応援を惜しむつもりはないが、
少々偉くなったようなつもりになって、
それと引き換えにプロとして、
あるいは人間として大事なものを
失ってもらっては困る。
初心忘るべからず、である。
ニコニコしながら、ギャラリーの
Tシャツに大きなサインをしたためて
いた彼の姿がなつかしい。
2018.8.11
なんだかんだ言っても、今のところ
丸山茂樹プロは日本男子ゴルフ界最大の
レジェンドだと私は思います。
あのキャラクターと頭のよさはまさに稀有、
余人の及ぶ所ではないような気がします。
それと「おごって」も、反省し態度を
改めればOKだと思います。
そこにも丸山プロの凄さがあります。
そのまま懲りずに人生を突っ走ってしまう
方のほうがはるかに多いと思いますし、
普通は「三つ子の魂百まで」なんです。
人間は弱いからあまりにも周囲がちやほや
すると、丸山プロのような人物でも
一時的にせよあんな風になってしまう
という捉え方も出来ると思います。
その観点では遼君が凄かったです。
18才の若者に周囲があれだけちやほや
しても天狗になったという感じが
全然ありませんでしたから。