横浜ゴム
プロギアお得意の、
ヘッドスピード測定を行っていた。
オートティーアップされるボールのそばに
自社製の測定機が置いてある。
打った本人は自分の数値をそこで見れるが、
試打者の前の本体とは別の本体が
もう1台スタッフの前にあり、
この2台はケーブルで接続されていて、
打席の後ろで見ているスタッフも、
自分の足元でその数値を確認できる
仕組みになっている。
試打を行う者は、最初に44インチの
ドライバー(昔の銀チタン)を渡され、
それで打つように指示される。
1球打つ毎に表示されるヘッドスピードの
数値をスタッフがメモに書き込み、
3~4球の平均値に合ったスペックの商品を
提案するという寸法だ。
他の人が打つのを見ていたら、
だいたいの人が40~43m/secぐらいで、
速い人だと46~48m/secという猛者もいる。
ようやく私の順番が回ってきたので、
ご指定のドラで一閃して、
楽しみに数値を覗き込んでギョッとした。
36m/sec!ゲせん。
あわてて、より真剣に振ってみたが、
37.1m/sec。
続く2回も同じような数値しか出ない。
後ろからスタッフの無情な声が響いた。
「は~い、結構です。37m平均ですね。」
「・・・・・・。」
この機械は壊れているのだ
と思い込むことにした。
2019.1.14
ええ、この種の機械は大概壊れています。
まあ、壊れているというか
たまに意地悪をします。
そう、私のヘッドスピードが
37だとか38だなんてわけがないんです。
まあ、意地悪されても別にいいんですが、
本当の数値ではないのに、
それを見た人が本当の数値だと
たまに勘違いするんです。
本当に困ったものです。
ちなみにごるぴーさんもよほど頭に
来たんですね。
プロギアのクラブの話のはずなのに、
自分のヘッドスピードの話だけで、
この項を終わってしまっています。
ええ、本当に困ったものです。