ごるふキャスターとかいう、
わけのわからん肩書でテレビに
頻繁に登場する戸張捷が、
かつて放送の中でこんなことを言っていた。
『ごるふというのは、
3歩進んで2歩下がるのスポーツ。
それで徐々に上達していくんです。』
まったくその通りである。
・・・・が、
『3歩進んで2歩下がる』という表現は、
実際にはかなり舌足らずだと思う。
ごるふは、それほど甘っちょろいものではない。
私は、恥ずかしながら2年前に
生まれて初めてスキーを体験し、
これまでに3回ゲレンデに足を運んだのだが、
1回目よりは2回目、
2回目よりも3回目の方が、
明らかに上手くなっているという実感を
得ることができた。
だからといってスキーが面白いとまでは
感じなかったが、やればやるほどに
上達することがわかっているのであれば、
それなりにやり甲斐もあるというものだ。
ところが、ごるふに限っては、
そのようにはいかない。
文字通り『3歩進んで2歩下がる』という、
キッチリしたプロセスで
上達していけるのであれば
十分に我慢もできよう。
しかし、実態はもっと残酷である。
つづく
2018.12.22
アーチェリーのように静止状態から
限られた範囲の的を射ぬく
というのであれば、視点・支点共に
動きませんので、当たる可能性が高くなります。
ゴルフも、視点・支点を一定にできれば、
もう少しましになると思うのですが、
なかなかそうは簡単に行きません。
そして、少しでも飛ばしたいという欲望が
ドライバーを持った時には湧き上がります。
ですので、ゴルフ練習場には子羊たちが
群れを成しているのです。