私の経験で言えることは、
ごるふというのは例えば、
1歩進んで1歩下がって、 (注:計±0)
1歩進んで1歩進んで1歩下がって (注:計+1)
2歩進んで2歩下がって1歩進んで (注:計+2)
3歩下がって1歩下がって3歩進んで (注:計+1)
2歩下がって1歩進んで1歩進んで(注:計+1)・・・・
という具合に、
気が遠くなるようなプロセスを経て、
半年や1年の中期的なトータルで見たときに、
実はチョットだけ上達している、
というものなのだ。
だから、いくら練習しても上達しない
と嘆く人がいるが、私に言わせれば、
そんなのは当たり前である。
また、
『練習の時はまぁまぁなのに、
コースへ出るとダメなんだよなぁ。
なんでかな?』
という言葉もよく耳にするが、
これは結構図々しいご意見だと思う。
そんな、コース上で上手く打てない
なんていうのは、当たり前。
1ラウンド中にビシっと球が打てるのは、
ぷろの選手だってせいぜい3~4発ぐらい
しかないのだから。
彼らは、ほとんどが60点から70点程度の
ショットで勝負をしているのである。
2018.12.23
おっしゃられる通りでございます。
ただ、ごるぴーさん、
多分、これを書かれていた時のお年は
まだせいぜい30代でしょう。
だから、体力の衰えまでは考慮されて
いないように思えます。
若い時は練習により技量も振る体力も
ちょっとずつ上向いていきます。
本当に「チョットだけ」ずつですが。
が、50代ぐらいからでしょうか?
鍛えていても筋力が落ち、目も悪くなり、
あと、身体の柔軟性もなくなってきます。
(往年の名プレーヤでさえそうです。)
そうしますと、ちょっとずつ増す技量と
ちょっとずつ落ちていく体力との競争に
なり、ここが本当にしんどいです。
ですので、
「前はあそこまで飛んでたのに、
全然行かない。クラブ?」
という気持ちがついつい湧いてしまい、
「飛ぶ」と聞くと思わず飛びつき、
やたらとクラブを買い替えるという
傾向が出てくるのです。
ボールもそうで、シニア層こそ
まさにゴルフ業界を支えているのです。
知らぬ間にですが。
もっと言えば、ゴルフ業界は草創期から
「飛ぶ!」というセールストークだけに
支えられ、発展してきたのです。
二百何十年も。