ごるふは難しい。
棒切れを振り回して球を打つだけの
遊びなのだが、この棒切れの長さは、
野球のバットなどより遥かに長く、
扱いづらい。
打つことを許されるのは、
その一番先っぽの方の、
10円玉程度の大きさのエリアだけ。
それ以外はNGである。
しかも、単に球に当たったというだけでは
許してもらえず、球を真っ直ぐに、
しかも遠くへ飛ばせという。
それが1発や2発だけでなく、
毎回だというのだから、至難である。
ごるふは、特に初めての人々にとっては
非常につらいスポーツといえよう。
スウィングを手取り足取り教えようとしても、
スンナリとはいかない。
一体どこがそんなに難しいのだろうか?
思うに、
ごるふのスウィングが難しいのは、普段の
日常生活では絶対にやらない動きがふんだんに
盛り込まれているからではないだろうか。
これまでやったことがない動作を
急にやれと言われても、
そう簡単にはいかない。
やれ上体だけをネジれだの、
ヒザの動きを我慢しろだの、
頭を動かすなだのと、
できそうにない無理難題ばかり
押し付けられる。
教わっている方からしてみると、
とうていこの世のものとは思えぬような
動きをいくつも同時に強いられているわけで、
そのような状態で球を正確に打つことなど、
奇跡に近い。
ゆえに、スウィングの形がサマに
なるだけでも数ヶ月を要する。
実際に球を打てるようになるのは、
それからである。
2018.1.5
同じように打ったつもりでも、
ナイスショットになったり、
どチーピンになったりすることがあります。
原因は、自分では全然わかりません。
「この打ち方だ!」と思った打ち方が、
翌日には全く通用しないことも日常茶飯事。
今までやってきたスポーツの中で
一番難しいと思います。
だからこそ、腹が立って腹が立って
腹が立って止められないのですが。
もちろん、私が知らないだけであったり、
そのレベルに到達できなかっただけで、
もっと難しいスポーツもあるんだろうな
とは思いますが、ゴルフが難しい
スポーツであることは間違いありません。
それにしても、昨年末のガキ使は
久々の傑作でした。
ここ数年ややマンネリ気味でしたが、
今年は特に良かったです。
山崎邦正さんはこの番組のためにだけ
生まれてきたのでしょう、多分。