また、コース上でなくとも、会社などで
スウィングのことについていろいろと
質問を受けることがあるのだが、その際、
どこまでお答えしたらよいのか、正直言って
戸惑いを感じる。
例えば、ある人にグリップの変更を
アドバイスしたとする。
これだけでも、その人にとっては大きな
変革である。
握り方1つ変えただけで、ものすごい
違和感を覚えるはずだ。
当然、今までのようには打てない。
ゆえに、相当な苦痛を感じるはずである。
ここで問題になるのが、その人の日頃の
練習量である。
スウィングの一部を変えることによって
発生した苦痛は、根気強い豊富な練習量を
重ねることによって克服できるのだ。
そして、本当の練習は、実はそれ以降から
始まるのである。
しかし残念なことに、多くの人々は普段
ほとんど練習をしない。
そんな人が練習場でちょっと変わったことを
試してみても、うまくいかないものだから
すぐに苦痛に耐えられなくなる。
以前自分がやっていたやり方の方が、
それなりにうまく打てるものだから、
その誘惑に負けてしまって、すぐに
元の状態に戻してしまうはずなのだ。
というわけで、結局はグリップを変える
こと自体がその人にとってはほとんど
意味のないものになってしまう。
だったら、なにも最初から余計な回り道を
する必要などない。
私自身の経験では、グリップの変更は、
2~3回練習場へ通えば違和感が解消し、
気にならなくなる。
しかし、多くの人はそれすらやらない
のである。
だから私の本音としては、日頃から熱心に
練習に取り組む人に対するアドバイスは
惜しまないが、そうでない人に対しては、
アドバイスを送ること自体に戸惑いを
覚えるのだ。
2018.9.28
「○○してくれ」って言うからその通りに
してあげたのに、上手くいけば知らんぷり、
上手くいかなければ文句を言う方も
いらっしゃいますし。
ごるぴーさんの記事は、皆さんが読まれて
どう思われるのか心配でしたが、聞く所に
よると好評のようでよかったです。
元々、仲間内だけを想定し、公開していた
ブログだそうです。
私が見つけた時には10年ほどで2,000回ほどの
閲覧数しかなかったため、本当に埋もれていた
文章です。
埋もれさすには惜し過ぎる内容だと思いました
ので、こうして随時紹介をさせて頂いている
のですが、現時点でご本人と連絡が取れなく
なってしまった点が気がかりです。
最後の連絡時に、
「諸事情から、一時ゴルフから遠ざかって
いましたが、また再開しようと思っています。」
ということでしたので、このブログをご本人が
見て頂けるといいなあと思っています。