私はこれまで、数多くの道具を購入し続けてきた。
特にドライバーは、高いものから安いものまで、
20本ぐらいは買ったかもしれない。
物好きな奴だと思われるかもしれないが、
それは必ずしも正しい認識とはいえない。
私に言わせて頂ければ、他の皆さんが
ごるふの道具に関する認識が低すぎるのだ。
「ごるふは道具じゃない。腕だよ、腕。」
という人がいる。
もちろん、腕前は重要だ。
しかし、ごるふほど道具がプレーに大きな
影響を与える競技は、他に例を見ない。
たとえば、テニスのラケット。
フィーリングや重さ、球の弾きやスピンの
かかり具合など、プレーに影響を及ぼす
要素はあろう。
だが、ごるふの場合は、道具によっては
まともにヒットすらできないものがある。
あるいはヒットしたとしても、何百メートルも
先に飛ばす間に球は左右に激しく曲がるもの
もある。
当然スコアはメタメタ。
ごるふでは、自分のスウィングに合った
スペックのクラブが必ず存在するのであり、
それを選ぶべきなのだ。
弘法筆を選ばずのことわざは、ごるふには
当てはまらない。
特に重要なのは、シャフトの性能である。
一般的にはクラブヘッドの材質や作りに
興味が集中しがちだが、球筋に決定的な
影響を与えるのはシャフトなのだ。
しかし、多くのアマチュアごるふぁ~諸氏は、
シャフトに対して恐ろしいほど無頓着である。
RとSの違いすらよくわかっていない人もいる。
そのため、自分のスウィングに合わないオーバー
スペックなシャフトが装着されたクラブを振って
いる人が見受けられることがある。
クラブを買う時には、ロフト角も大事だが、
必ずどの堅さのシャフトを選ぶかに注意を
払うべきである。
しかしこのシャフト選び、一筋縄ではいかない。
で、明日に続きます。
2018.10.21
確かに上手い方ほどシャフトを気にします。
だけど、レベルが高い人でないと、スイングが
悪いのか、シャフトが悪いのかがまずわからない
んです。
仮にシャフトが悪い、自分に合ってないと
しても、じゃあそれは硬ささなのか、バランス
なのかもよくわかりません。
更に、同じ硬さでもトルクが違えば、まるで
別物のクラブになってしまいます。
ええ、もうゴルフショップ店員の言いなり。
そして、言いなりでもいいんですが、今の
スイングに合わせてもらったとしても、
このスイングがいつまで続くかが、やはり
わからないんです。
フォームの固まっていない身の上としては、
ひょっとすると、これから行く練習場でもう
変わってしまう可能性があり、フィッティングで
スペックを決めるのは怖いんですよね。
今の時点に合わせてもらったとしたら、
変えた瞬間にもう合ってない、ずれて
いるということになりますから。