だが、数字の上では間違いなく軽量
なのだから、そのうち軽く感じるように
なるかと思って使い続けてみたが、
逆に日を追うごとにどんどん重く感じる
ようになってしまった。
これではダメだ。
そんな調子で、何年かの間に、軽くて
しかも性能の良さそうな物に目星を
つけては、新商品を買いあさることになった。
私の場合、手首の太さは女の子並みかそれ以下。
現在の握力は、左右ともに35ぐらいしかない。
そのため、私にとっては、
クラブは軽量であることが絶対の条件である。
この10年の間における素材技術や
製造技術の進歩はめざましく、
そのお陰で、今どきのドライバーの
標準的な重さは290g前後。
昔と比べて、実に25%も軽くなった。
これだったら、私のような者でも
振り切ることができる。
お星様に祈りをささげた甲斐があった
というものだ。
2019.9.27
「性能の良さそうな物に目星をつけては、
新商品を買いあさる」
これはゴルフ好きな方にありがちな
病気の一種です。
いや、別にみな財政的に余裕綽々とは
限らないです。
日常の出費の優先最上位に
「ゴルフ新製品購入」
が来てしまうだけです。
この病気は治らないですけど、
こういう方々は常日頃のラウンド数と
練習量の多さもあって、報われがちだから
まだましとも言えます。
なかなか報われない方、目も当てられません。