プロの選手はこういうクラブを、
「ヘッドがよく利いている」
などと表現して好む人が多い。
スウィング理論でも、
「クラブヘッドの重みを感じながら振れ!」
というのがあって、ヘッドが軽くては
重みを感じにくくなってしまう。
しかし、私はダメなのだ。
「重いっ!」
と感じてしまった瞬間から、もう
そのクラブが振れなくなってしまう。
何がダメかというと、まず、
振っていても苦痛なだけで、
ちっとも気持ち良くない。
次に、スウィング論的な面でいうと、
こういうクラブを振ると、
重さに耐えかねてダウンスウィングの際に
コックが早くほどけてしまうのだ。
そうなると当然、インパクトの
タイミングがつかめなくなってしまう。
だから、軽いクラブでないと
ダメなのである。
これはもちろん、私の場合は、
ということであって、必ずしも
万人に当てはまるものではない。
実際、重めのクラブでないとダメ
という人も多い。
2019.9.29
レベルが高くなればなるほど、
微妙な差異がわかるようになるため、
注文が細かくなるということは、
どんなスポーツ、職業でもあろうかと
思います。
ふつう、家庭では包丁は1本か2本で
済みますが、何十本という包丁を
使い分ける料理人もいます。
「ここがああでこうで」という方は
細かい人だとか、うるさい人
ということではなく、
やっぱりそれを言えるだけのレベルの人
ということだと思います。