物理学の法則からいっても、
クラブヘッドは重ければ重いほど
運動エネルギーが増大するので、
飛距離が出る。
但しこれは、キチンと振り切れる
範囲内ならば、という条件付きである。
重過ぎて振り切れなくなっては、
かえってヘッドスピードが落ちてしまう。
非力な人の場合は、軽めのクラブの方が
しっかり振れるので、重いクラブを
使った時よりもヘッドスピードが上がったり
するのだ。
チカラが有り余っている人が
軽いクラブを振ってもやはり
ヘッドスピードは上がるが、
無茶振りをしがちになるので、
スウィングそのものが安定しなくなる。
そんな人は、全体的にそこそこ重量感の
あるクラブを使った方がスウィングが安定し、
平均的な飛距離も伸びるはずだ。
その人に合ったクラブの重さは、
人それぞれということ。
重さ1つをとってみてもこれだけの
考慮点があるのだから、
ごるふのなんと奥深いこと。
2019.9.30
飛ばすために、ヘッド・シャフトの材質、
振り方、風の影響を考えた弾道等、
要因はいろいろありますが、そりゃ、
一番の要因は筋力です。
男子プロと女子プロの平均飛距離が同じ
というのであれば、筋力はたいして関係ない
と言えるのですが、明らかに違います。
そもそも、プロゴルファーでさえ、
道具の進化とスキルの向上があるのに、
年と共に飛ばなくなります。
やはり筋力というのは相当大きな要因
だと考えられます。
ワールドカップでの日本の躍進も、
一昔前とは筋肉量が全然違うという
ことが1つにはあります。
平尾や松尾は細かったです。
でも、彼らの試合は本当に日本中を
沸かせました。