「馴れれば美味しいクサヤの干物」
という言葉がある。
私は見たことないがクサヤという
魚があるらしく、こいつの干物は独特の
クサいニオイを発して始末に負えないが、
ニオイに馴れてしまえば実はなかなかに
美味しいのだそうだ。
ドライバーもこれと同じ。
馴れてしまえば、一番易しいクラブだと
私は思っている。
しかしそんな私だって、急にクサヤが
食べられるようになったわけではない。
始めのうちはニオイの少ない別の魚を
2種類ほど食べながらの修行を経てから、
ようやく待望の魚にありつけるように
なったのだ。
皆さんがクサヤをそれなりに美味しく
食べられる日が1日も早く来ることを
願ってやまないが、
そのためには、くれぐれも物事の順序を
お間違いなく。
100を切れないうちはごるふとは
いえない、と言う人がいる。
100が切れる程度の腕前になって以降、
ようやくごるふの本当の面白さと
厳しさが少しずつわかるようになって
くるのであって、
それまでは単なる前座にすぎないという
のだ。
確かにそうかもしれない。
皆さんもごるふをやっている以上、
この底なしともいうべき奥の深さを
たたえた異次元の世界を知らずして
終わるわけにはいくまい。
ひとたび足を踏み入れたら、今まで
味わったことのないごるふの魅力に
とりつかれて、
きっと抜け出せなくなること請け合い
である。
2019.4.4
私もくさやの干物を食べたことは
ありませんが、食べたことのない
ごるぴーさん、少々勘違いされましたね。
あれは魚の種類ではないそうです。
くさやという魚がいたとしたら、水中は
空中よりも匂いが伝わるそうですので、
海の中は大騒ぎになることでしょう。
それとゴルフは確かに難しいですが、
「奥の深さ」という面で考えると、
多分、それはどれも一緒です。
麻雀や魚釣りなど、知能を持った相手の
ある分野の方が奥は深いかもしれません。
麻雀で完璧な迷彩を施したリーチ、
これは絶対に出るだろと思っていても
なかなか出ず、
挙句の果てに唯一の待ちの槓ニ萬を槓されて
しまった挙句に、追いかけリーチを喰らう。
「安牌で出せよ」
と、私から跳満を上がった相手に伝えると、
「だってお前の鼻の穴が一瞬膨らんだから、
これは絶対に変な待ちだなとピンときた。」
そりゃ、何でも奥は深いです。