なんと、
今まで見たことがないくらいの
強烈なヨコ振り
ではないか!
野球のバットでも振っているのかと思って
目を凝らしてみたが、どう見ても、
振っているのはドライバー。
スウィング中、シャフトをタテに
使っている箇所はどこにも見当たらない。
ほとんど
地面と水平に近いくらいのヨコ振り
だった。
彼の理論の1つに、
「フィニッシュの形は、カツオの一本釣り」
というのがある。
クラブをタテに振れば、当然
フィニッシュの時はシャフトはタテに収まる。
その形は、一本釣り漁法でカツオを釣り
上げた時の様子に似ているからというので、
本人がこのように命名したもの。
しかし上記のスウィング写真では、
フィニッシュの際、シャフトがタテに
収まっているとは言い難い。
そのくせレッスン書の本文の中では、
別の写真で盛んに一本釣りの格好を披露して
いるのだから、もはや滑稽という以外にない。
○○氏はかなりの飛ばし屋らしいが、
あれだけの猛烈なヨコ振りで
少々チカラがあれば、
そりゃぁ飛ぶに決まってる。
これらの例でわかるように、
我々は、自分の頭の上のハエも追えない
ような連中から高慢なレッスンの洪水を
浴びせ掛けられていることは明らかである。
レッスンプロを選ぶ際は、
よほどの注意が必要だと心得るべし。
2019.7.5
繰り返しますが、ごるぴー氏は
レッスンを否定しているわけでは
ありません。
むしろ、推奨しています。
ただし、教えてもらう人を選ぶ際は
「注意が必要」ということを
力説しているだけです。
ですので、それを十分理解している人は、
仮にゴルフがかなり上手い人でも、自分から
人にゴルフを教えようとはなかなかしません。
だけど、たいして上手くない人の中に
「教えるの大好き」という方がいがちで
結果、多くの若い芽をつぶしたり、
大きな遠回りをさせてしまうということは
ありがちだと思います。
まあ、教えたいというよりも
自慢したいだけなんでしょうが。
私が今でも失敗だったと思うのは、
初めて読んだレッスン書が「2軸打法」
だったことです。
テイクバック時は右足に体重を乗せ、
そこから身体の重心を左足に移しながら
というもので(重心が左右に動いていく)、
インパクトゾーンが長くなる。
⇒方向性が安定し、かつ、飛距離が延びる
というものでした。
なるほどと、その時は大感銘を受けましたが、
そんなんで打ってる人、どこにもいません。