マリガンという用語、
日本ではあまり馴染みがないが、
ご丁寧に「マリガン」というメニューを
用意しているごるふゲームソフトがあり、
いつでも打ち直しができるようになって
いたりする。
せめてゲームの時ぐらいは
気分良くプレーし、好スコアを出して
頂こうという配慮だろうか?
もっと悪いことに、最近では国内で、
「何度でも打ち直しOK!」を宣伝文句に
するごるふ場が出現するに至った。
真冬の閑散期、しかも平日となると、
都心から100km以上離れたコースは
どこもガラガラなので、
これを逆手に取ったのが打ち直しOKの奇策。
何発打っても後続組がいなければ
迷惑にならんし、タップリ実戦練習が
できるから客も喜ぶだろう、
という発想から出たアイデアのようだ。
我々のようなヘボだと、
普段から満足なショットなど
打てたためしがないのだから、
誰だって打ち直したいと思うに
決まっている。
しかしそれが許されないからこそ、
ごるふは劇的でスリリングなのであり、
同時に、苦しく、つらく、切ないのである。
ごるふはよく人生の縮図に例えられるが、
あ゛っ!と思ってもやり直しが利かない
ところまで、人生そっくり。
これを取り払ってしまったら、
こんなのもはや、ごるふではない。
2019.7.16
「後続組がいなければ迷惑にならん」
まずはここがポイントです。
「OBの場合はプレ4で」の看板があっても
多分、後ろの組が来ていなければ、どこの
コースでも打直しを黙認すると思います。
何が何でもローカルルールでというほど、
頭が固いわけではありません。
ただ、後ろの組がいるのに打ち直しを
すると、
①その分、実際に進行に遅れが出る。
②打直しを見た後続の方々がカチンと来る
⇒コース側は何やってんだ!
or
⇒直接、「マナーを守って下さい」
と前の組に伝え、揉め事になる。
になるからということがあります。
また、ルールとして定め、全員に
適用されるなら、マリガンでも別に
いいと思うんですよね。
陸上のスターティングブロックでも、
ピン付きスパイクでも、何故それが
認められているのか?
水泳は、自由形だけから、平泳ぎや、背泳ぎ、
バタフライが独立し、更にメドレー競技も
出現して隆盛化したと言えます。
一方で、ゴルフはどうしたらもっと
面白くなるんでしょうか?
ピンの周囲3ydに円を描き、その外から
入れた場合は0.5ストロークマイナスとかに
すると結構面白いと思うんですが。
逆転を狙う選手は3ydぎりぎり外に落とす
ことを考えたり、par5のロングでも、
バーディの価値が変わって来ますので、
競技は面白くなるような気がします。
規制、規制だけがルール作りでは
ないはずですし、ゴルフって
劇的な逆転劇が割と少ないです。