ビギナーでなくとも、連続して打てば
打つほどに型が出来上がるなどと考える
のは、とんでもない間違いだ。
実態は逆である。
人間はロボットではないのだから、
まったく同じ動作は維持できないのだ。
維持できるだけの技術がないとも
言い得るが。
大抵の場合は、やっているうちに
だんだんおかしくなってきて、
修復できずに泥沼にはまっていく
はずである。
型を作るのであれば、徹底的に
素振りをする以外に道はない。
結局その日は、2時間という制限時間内で、
3人のうち2人は400球以上打ちまくり、
いい運動をしたとばかりに満足げに
引き上げた。
次回以降、私が同行するかどうかは
未定だが、もしあったとしたら、
意識改革から入らねばならないかも
しれない。
日頃は家で「みんゴル2」とかで
10アンダーぐらい出してうかれている
連中である。
初歩からじっくり教えることの難しさを、
あらためて痛感させられる。
先は長い。
2018.11.17
そう先は長いです。
なんせ一生もんですから。
練習場と本番での大きな違いの1つは
続け打ちが可能な練習場と、まさに毎回、
一期一会のショットが求められる本番
との違いです。
ですので、練習場では1球打つたびに
クラブを取り換える方もいらっしゃいます。
「徹底的に素振り」というのも前に
書かせて頂きましたが、こればかりも
また怖いです。
球を正確にインパクトしていない
スイングを固めてしまうことがあります。
練習場では、それぞれの方がもっとも
よいと思われる練習方法を日々考案し、
日々試されています。
そのやり方は千差万別で、それも
ゴルフの楽しみの1つだろうし、
身体だけでなく頭の鍛錬にもなって
いるのだろうと思います。
ただ、それでも前回の練習で「これ!」
と思ったことが次回の練習では全然
「これ!」ではないことが判明しがちで
本当に果てがないです。