ところで、ロストボールとなった時の
対処の方法を誤って理解している人が
結構いるようなので、ここで確認して
おこう。
ロストボールの場合は、1打の
ペナルティーが付く。
では、上記のようにティーショットが
ロストとなったら、次は何打目に
なるのか?
3打目ではない。
正解は4打目である。
正式なルールでは、ロストボールに
なったら、プレーヤーはその球を
打った地点まで引き返して打ち直しを
しなければならない。
この場合、最初に打った球で1打、
それにペナルティーの1打を加えて
都合3打目としてティーグラウンド
から打ち直し、というカウントの
しかたとなる。
だが、競技ごるふとは異なる我々の
ような草ごるふでは、いちいち
打った地点まで引き返すのは事実上
不可能に近い。
よって、戻って3打目を打ち直したもの
と強制的に仮定して、次打を4打目と
するのだ。
そう、OBを打った時の前進4打と
同じ考え方である。
不注意極まりないどこかの知らない
オヤジに大事なニューボールを強奪され、
おまけに事実上 ”2打” のペナルティーを
払えなどと、踏んだり蹴ったり。
こんな理不尽なことがあってたまるか!
ごるふぁ~の怒りのボルテージが
いよいよ最高潮に達する瞬間である。
だが、これはペナルティーを払う以外に
道はない。
それがごるふのルールなんだから。
ごるふは、その人の性格が100%余す
ところなくおもてに出てしまう、
世にも恐ろしいゲーム。
このようなシーンに直面した時、
潔くペナルティーを払うかどうかで、
その人の人間性までが手に取るように
わかってしまう。
セコい奴だと思われたくなかったら、
その場はルールに基づいてキチンと
対処すべきである。
2018.8.25
私たちの仲間もそのようなケースでは
打った地点に戻らず、OB扱いもどきの
プレ4(ティショット時のロストボール)、
プレ5(セカンドショット時のロストボール)
で行うことがほとんどです。
進行上の配慮が理由として一番大きいです。
マンスリーの競技中でも、ラウンド進行に
伴ってどんどん入賞の目がなくなって
いくことがほとんどですので、後半は
むしろマーカーの方から、
「もうそこから4打目で行きましょう。」
ということが多々あります。
もちろん、そこそこのスコアを維持して
いる場合は、面倒ですし、後ろの組の視線は
ありますが、小走りで戻ります。
カートはバックしてくれませんので。
そして、小走りで戻りますので、打ち直しの
1打はあまりよいショットではありません。
更に小走りで向かっての次のショットも
当然、ろくなショットにはなりません。
そういうことがありますので、
ラウンド中で一番面倒なのは
確かに「ロストボール発生時」ですね。
ましてや、それが第3者にボールを
持ち去られたことが原因だとしたら。
十分、ご注意ください。
ただ、持ち去られたのではなく、
ここらにあるはずなのに、どう探しても
ないということもちょくちょくあります。
あれは一体何なんでしょうか?