「100の壁」のお話です。
年が明けて以降、飛び飛びではあったが、
何度かコースへ出ることができた。
デビュー以来の成績を振り返ってみると、
次のようなスコアだった。
会場は、すべて埼玉県民ごるふ場である。
141(7月)
→114(10月)
→112(12月)
→114(2月)
→107(3月)
→105(5月)
聞くところによると、ごるふを始めて
1年以内に100を切ることができれば、
サラリーマンごるふぁ~としては
比較的優秀なのだそうだ。
それじゃあというわけで、ごるふを
始めた時から、密かにこれを当面の
目標にして取り組んできたのだ。
とはいっても、特別な作戦など
何もない。
日々単独で勉強しながら吸収していく
知識だけを頼りに、ああでもない、
こうでもないの試行錯誤を繰り返すのみだ。
もし1年以内の目標をクリアできれば、
自分はそこそこの腕前の人間で、
その後の発展もある程度は期待できる
かもしれない。
ダメだったら、基本的には才能の
ない奴ということで、その後は
相当な苦労を強いられるであろう。
これで自分自身の近い将来の姿を
占えてしまうのだから、恐ろしい
ような楽しみなような。
そんなことを常に意識していたので、
3月と5月のラウンド時には、相当
歯がゆい思いを味わうことになった。
この頃には、自分の頭の中にはすでに
100という数字しかなく、一気に突破
するつもりで果敢に挑んだのだが、
結果はご覧の通り。
もうそろそろ100が切れる実力が
備わってきたと思い込んでいた
だけに、結構ショックだった。
むふうぅ~っ、これがあの有名な
『100の壁』というやつなのか。
噂にたがわず手強い奴だ・・・・・
などといい気なことを考えながら、
つくづくごるふは難しい
と、妙な感慨にふけったりしていた。
2018.8.17
多分ですが、「1年以内に」というのは
かなりアバウトです。
〇〇ラウンド以内にとか、〇〇回練習場に
通うまでにという方が適切です。
「100の壁」は確かに目標にしやすいものです。
でも、それには2通りあるのではないかと。
1つは1度でも100を切れたかどうか?
もう1つは、平均ストロークで100を
切れるようになったかどうか?
後者は相当厳しいです。
ここまで来て1人前の恥ずかしくない
ゴルファーという感じがします。
それでも上には上が腐るほどいるんですが。
なお、最後の
「つくづくごるふは難しい」
という感慨は、全てのゴルファーに
とっての共通語でしょう。
ジャックもウッズも何度でも
つぶやいた言葉に違いません。
もちろん、英語でですけど。
Too difficult!Fuck you! とか。