1ラウンドの長丁場、
すべてのショットを無事に終えることなど
不可能に近いので、ミスが出るのは
最初から覚悟の上で臨まねばならないが、
上手な人というのは、
できるだけ被害を抑える技術を持っている。
一方、そうでない人は大変である。
途中までいいペースでホールを
消化していても、そのあと突然どこかで、
何の前触れもなく”発作”に見舞われるのだ。
もちろん、本人は必死で戦っている。
ここで大幅にズッコケてしまったら、
これまでの苦労は水の泡。
これがもし序盤のホールだったら、
その日のごるふは早々にぶち壊しに
なってしまうかもしれない。
どうにかして最小限の被害で乗り切りたい
と思ってクラブを振るものの、
ひとたび ”お祭り”が始まってしまうと、
どうにも抑えが効かず、
ミスにミスを重ねて大叩き。
ようやく
長かった魔のホールを終えたところで、
「あぁ~、やってしまった・・・・。」
と深くうなだれるのだ。
ちなみに我々の間では、1ホールで
10以上のスコアを記録することを、
「2ケタ安打の猛攻」と呼ぶ。
2019.5.29
「発作」
「お祭り騒ぎ」
「2ケタ安打の猛攻」
ありますねえ。
でもこれはそんなに怖くありません。
経験と練習で頻度を抑えることが出来ます。
怖いのはこちら。
プロで優勝する選手を指して
「ゾーンに入る」
という言葉が使われることがあります。
が、一般アマチュアはなかなか
ゾーンに入ることは出来ず、
逆に、負のゾーンにはわりとたやすく
入ってしまいます。
「やべえ。
これ、ダメな時のパターンじゃん。」
と、経験を積んでくるとわかるようには
なります。
が、経験を積んでいても、それがわかる
だけであって、別に有効な対策を持ち
合わせているわけではありません。
で、
「やっぱりな。ほだら?
そりゃ、こうなるわ。」
と、ただそれを受け入れるだけです。