「第5打」(注:前回)の項で書いたが、私は一番
最初の時以外は人からごるふを教わったことがない。
そういう機会がなかったとも言えるが、その一方で、
自分で勉強して頑張ろうという強い意志があった
ことも確かである。
その背景には、最初に見かけたレッスンぷろに
対する不信感があったように思う。
私がごるふを始めた頃に利用していた練習場には、
レッスンぷろが1人いた。
この人は、必ず「えぇ、そう。」という口癖が
あった。
「えぇ、そうです。」という意味なのだが、
レッスンを受けているアマチュアごるふぁ~が
クラブを振り下ろしてインパクトする瞬間に、
必ず「えぇ、そう。」と言うのだ。
このレッスンぷろ氏から定期的に指導を受けて
いる女性がいた。
この女性のスウィング、明らかにおかしい。
誰が見てもそれとわかる、極端なアウトサイド
インのスウィング軌道なのだ。
したがって、この女性がナイスショットを
放った時には、ボールは目標よりも左へ
真っ直ぐ飛び出していく。
しかし、レッスン氏はその点には一切触れずに、
例によって「えぇ、そう。」を連発する。
別のテーマに取り組んでいるために、敢えて
指摘しなかったのかなと思って見ていたのだが、
結局半年が経過し、1年経っても状況は同じで
あった。
結果がミスになろうが何だろうが、インパクトの
瞬間に必ず「えぇ、そう。」と言うだけで、
遂にアウトサイドインのスウィング軌道が
修正されることはなかった。
2018.10.13
ごるぴーさん、1年も同じ女性とレッスンプロの
行方を見ていたんですね。
まあ、しょっちゅう行き、そのたびに長く
練習場にいると、そのうちに、しらずと
常連の方々を覚えてしまうということは
あります。
フロントで、サンベルにお見えになられた方
から質問を受けたのでお答えしていたのですが、
顔を見た瞬間に
「あっ、よく蒲郡の練習場で見かける人だ」
と気づきました。
そして、別れて部屋に戻りながら、
「それも自分の目の前で打っていて、おならを
した人だ。」
ということまで思い出しました。
向こうは向こうで
「ブツブツ言いながらいつも打ってる奴、
あんまりうるせえからおならをかまして
やったけど、ここの社員だったのか。」
と思っているのかもしれません。