前回のアトランタ五輪開催前には、
ごるふを正式種目に入れようという
機運が高まった。
これが実現した暁には、
同じジョージア州にあるオーガスタ
ナショナルで試合を、という構想が練られて
動向が注目されたが、結局はボツ。
ごるふがシドニーでもオリンピックの
正式種目になっていないのは、
IOC会長のサマランチが大のごるふ嫌いだから
という説が有力である。
あんな、権力にしがみ付いているだけの
ヨボヨボのジジィなんぞ、
さっさと引退して頂きたいものだ。
だがこのごるふ場、実は大きな問題を
1つ抱えている。
いまだに人種差別政策を貫いていて、
黒人はメンバーになれないという内規が
あるのだ。
アトランタ五輪での開催案が出た時にも
これが問題となり、実現が見送られた
遠因にもなったようである。
マスターズの優勝者には、
栄光のグリーンジャケットが贈られる。
これはもちろん勝者をたたえるための
儀式なわけだが、同時に、オーガスタ
ナショナルの名誉会員の称号授与を
意味するものである。
すなわち、チャンピオンにはメンバーと
同じ地位が与えられるのだ。
1997年にタイガー・ウッズがオーガスタを
制した時、ごるふ場のお偉いさんたちは
どんなツラぶらさげてタイガーを迎えた
のだろうか?
2019.3.6
「そんなことを言ったのは私じゃ
ありません。むしろ、私は以前
からですね・・・・・・」
のニコニコ顔に決まってますね。
タイガーを迎えた時は。
ま、実際にはそんなことはなく、
どこにでも賛成派と反対派があるため、
少数派の方々が満面の笑みでタイガーを
迎えたことでしょう。
でも、この辺りのメンバー間の
やりとりは聞いてみたかったですねえ。
「オーガスタの内規に反する。
タイガーを名誉会員にするなら
私はメンバーから脱退する!」
「でも、優勝者を名誉会員にするって
のも内規だぞ。
こっちはどうすんだよ?」
「いや、何がなんでも黒人はイヤ!
私は脱退する!」
「だったら、そもそもタイガーを招待
したのが間違いだったんじゃねえのか?
お前、招待者のリスト見てるだろ?」
後から考えれば、アホみたいなことで
人間は争いがちですが、実際には、
黒人ではなく非白人だったんだろうなあ
と思います。
なお、当コースには人種的な差別は
もちろんありません
ただ、ラウンドの遅い組の方々には、
マーシャルが頻繁に周囲を飛び交い、
プレッシャーを与えるという特別
サービスがあり、それが差別と言えば
差別でしょうか?