しかしこの問題を解決したことにより、
打球感に優れた上級者好みの軟鉄鍛造+
スィートスポットの広いキャビティバック
という、いいとこ取りが実現したという
わけである。
ところで、ベン・ホーガンといえば、
アーノルド・パーマーが出現する前までは、
ごるふ界の頂点に立っていたぷろごるふぁ~
である。
完璧主義の権化としても知られ、彼の著書
『モダン・ゴルフ』は、今でもごるふレッスン
書のバイブルとしてあまりにも有名だ。
今の中高年のおやじ連中のほとんどが、
1度はこの書を手にしたといわれている
くらいだ。
さすがに、現在の最新のスウィング理論と
比べると古臭さは隠せないのだが・・・。
気になるHogan Edgeのお値段は、
新橋のキムラヤで \98,000と
表示されていた。
むむぅ、さすがは天下のキムラヤ、
結構安いではないか。
これで自分の腹はほぼ固まった。
あとはボーナスの支給を待つばかりだ。
ちなみに、『軟鉄鍛造キャビティバック』
を採用したアイアンは、それから5年のちに
大ブレイクを起こしたのである。
2019.11.8
この記事は今から20年ほど前ですので、
「今の中高年のおやじ連中」は「高老年」に
なってますね。
それと、ベン・ホーガン。
アーノルド・パーマーは絶大なる人気を
誇ったわけですが、ベン・ホーガンは
「モダン・ゴルフ」の影響か、
神格化されていた面があるように思います。
実際にゴルフの神様と呼ばれていたのは
「ジーン・サラゼン」だそうですが。
もう古すぎて、さすがに名前しかわからないです。
ニクラウスより前の達人たちは、
私にとっては神話の世界の方々です。