何年もあとになって知ったのだが、
実はこのMOMENTUMを開発したのは、
クラブ設計家の竹林隆光という人物である。
これまでに、PRGRのμ240iや
インテストのタラコアイアンなど、
斬新なアイデアで次々とヒット商品を
生み出したクラブ設計の第一人者だ。
日本のゴルフギアの今日があるのは、
彼のお陰だと言っても過言ではない
ほどの功労者である。
最近は、『ゲロンディー』という名
の48インチドライバーの開発で
またしても大きな反響を呼んでいる。
のちの竹林氏自身の話によると、
『重心アングル』という言葉自体は、
彼が苦し紛れに作った造語であった。
しかし、クラブの性能を決定付けるのには
非常に重要な概念で、それを世の人々に
知ってもらうためには、
どうしても何らかの用語を作るしかなかった
のだと語っている。
ドライバーやロングアイアンは
スライスしやすい。
ショートアイアンは
比較的スライスが出にくい。
なぜか?
その理由の1つは、実は重心アングルに
大いに関係があるのだ。
2019.11.10
名器「タラコアイアン」です。
比較してみると、思ったほど「タラコ」
には似ていませんが、記憶の中には
未だに鮮烈に「タラコ」が存在しています。
1988年の販売だそうですので、
今から約30年前です。
当たったか?
当時、48,000円もしたので、私は持って
おらず、試打もしていません。
ただ、「打ちやすそう!」という印象には
絶大なものがあり、その後のハイブリッド
アイアンの普及につながったのでは?
という気がします。
その後、似たようなコンセプトのクラブが
続出しましたので。