つまり、ロフトの少ないクラブのヘッドは
重心アングルが小さくできている。
そうすると、球がつかまりにくいのだ。
だからスライスが出るのである。
逆に、ロフトの大きいクラブのヘッドは
重心アングルが大きいので、
球がつかまりやすいというわけだ。
誤解されては困るが、
ロフト角=重心アングルではない。
従来のアイアンセットの重心アングルは、
3番で約10度、9番で20度以上だったので、
その差は10度以上の開きがあった。
MOMENTUMはここに着目し、
3番を13度、9番を18度ぐらいにして、
番手間の重心アングル差を縮めたのである。
その結果、
ロングアイアンは球がつかまりやすく
なって打ちやすく、
ショートアイアンはつかまり過ぎて
引っかけが出たりしにくいように
して、かつ番手の違いによる違和感を
最小限に抑えようとしたのだ。
2019.11.11
元々は造語だったそうですが、
今では重要な概念になっているようで、
こちらのブログが詳しいと思います。
重心アングル(重心角)
ただ、私の理解力では、6番アイアンを
8番・9番アイアンみたいにピシッと
打つにゃどうすれば?
という疑問が残ってしまいます。
「7~5番アイアン、重心アングルを
もっと大きくして。」とゴルフ5に
行けばいいんでしょうか?
もちろん、そんなに単純なことでも
ないだろうという気もし、難しいです。