ごるぴー商会より:飛ばしについて①の続きです。
私の場合、ごるふを始めて3年目ぐらいの頃が
一番飛んでいたように思う。
しかし、その後飛距離はどんどん落ちていった。
歳をとって筋力が落ちてきたせいもあるが、
理由はそれだけではない。
私は、練習を重ねるうちに、
いつの間にか飛距離よりも方向性を
取ってしまっていたのである。
いつの間にか、というのは
少々都合のいい言い方かもしれない。
もちろん、練習中にそんな自分の姿に
気付き始めてはいたのだが、悩んだ挙句、
敢えて方向性の方を取った。
その結果が、現在のスウィングなのである。
私のスウィングを見て、
リキみの感じられないいいスウィングだ
と誉めて下さる人々がいるが、そのように
言われるのは、私にとっては痛し痒しである。
しかし最近は、飛ぶ人と一緒に
ラウンドしても、別に何とも思わない。
「ひゃ~、すごいですねぇ」とは思うが、
それで自分の気持ちが影響を受けることはない。
ごるふは、飛ばしっこではないからだ。
私はシャフトが46インチのドライバーを
使っているが、これは飛距離アップを
求めているというよりは、以前よりも落ちた
飛距離を補うといった意味合いの方が強い。
飛んで、しかも曲がらないのが一番いいに
決まっているが、なかなかそう簡単にはいかない。
飛ばすことこそが命だと思っている人は
ともかくとして、飛ぶけど曲がる人にとっては、
曲がらない人がうらやましい。
逆に、飛ばないけど曲がらない人から見ると、
飛ぶ人がうらやましくなる。
飛ぶ人には飛ぶ人の、飛ばない人には
飛ばない人の悩みがあるのである。
2018.6.16
飛んで曲がらないのが理想です。
飛んでもOB連発は確かに嫌です。
でも飛ぶ人のフェアウエイに落ちるきれいな
弾道を見、インパクト時の心地よい衝撃音を聞くと、
「いいなあ。」って思っちゃうんですよねえ。
そして、力んじゃうんですよねえ。
更に、飛ばした人が自分よりかなり若いと
「僕も若い時は、片手で300Yd、
両手だと600Yd飛んだんだけどねえ。
年で1/3近くの飛距離になっちゃった。」
と、ついウソを言っちゃうんですよねえ。