「だもんで」が方言かどうかは知らないですが、
一般的な言葉で言えば「だから」という意味です。
「お前、こんなラフからスプーンで打つ?
当たるわけ、ねえじゃねえか。」
ガスっ!飛距離30yd。
「だもんで、言ったじゃねえか」
前の組の人がドライバーで180ヤードしか飛んで
ないのに、アゲンストの風の中、250ヤード先の
グリーンが空くのを待っている。
「届くどころか、近くにも行かんわ。
はよ、打ちゃいいのになあ。」
バシュっ!でも、半分ほどしか行ってない。
「だもんで、言ったじゃねえか」
外からチップイン狙い。
「マークせえか?」
「いや、大丈夫。どうせ入んないから。」
「当たっても知らんぞお。」
コッ!「おっ!ラインに乗っとる。」
が、コン!とボールに当たり、カップインならず。
「だもんで、言ったじゃねえか」
「安全策でスプーン?
お前、かえってしくじると余計にショックだぞ。」
バショッ!
「うん?ど引っかけでOBだな。」
「だもんで、言ったじゃねえか」
冷静に考えるとそうなんだけど、その時、魔が差す
というか、行ける!って思っちゃう時があります。
ちゃんと知ってるんですよ。
知ってるんですけど、たまに魔が差すんですよね。
ここぞという時に限って。
2023.5.31
競技の時で調子が良かった時などは、本当に、
「あそこでっ、あんなことせんかったらなあ。」
と本当に悔やみます。
でも、調子がいいから大事に行きたいと思ったり、
逆にここは行けるんじゃ?なんて思いがちです。
一方で、そんなにうまくいくわけねえやと思うと、
うまくいってしまったり。
まあ、何百回と繰り返していることかもしれませんが、
つい魔が差したり、つい安易に考えたりを何度でも。
今日も、そこら中のコースで発生していると思います。