ノリさんも凄いけど、やっぱり貴さんが異才だったん
でしょうねえ。
ノリさんや貴さんを指してではないですが、
今や「時代遅れ」だとか、「笑いが古い」という
ことを言う人もいます。「昭和の笑い」という
言い方をする人もいるもいます。
でも、笑い、面白さって、新鮮さだとか新しい・
古いじゃないですし、面白さの本質を考えると
そういうことを言う人こそ面白くないです。
本質を分かっておらず、ある人を貶めようとする
際にそういう言い方をしてしまうとも言えます。
面白い奴は小さい頃から爺になるまでずっと面白い
というのが私の実感です。
逆に面白くない奴は、子供の時も爺になっても
ちっとも面白くないです。
面白い人って、頭がいいんですよ。
同じフレーズを使うにしても、この場面じゃ笑って
もらえないからここで言うのはやめとことか、常に
考えながらしゃべっています。
或いは、その場でそのまま言っても受けないけど、
一言、こういう前振りをすれば受けると考え、
それをしてから受けに向かうということも考えます。
「あいつはいっつも、面白れえなあ。」
という人は必ずその場の雰囲気を考えて、言葉
なりアクションを選んでいます。
ですので、やっぱり古い、新しいんじゃない
ですし、いつでも面白いんです。
面白い人は古墳時代に行っても古墳時代の人が
面白いと思うことを言い、受けているだろうと
思います。
さて、ずっと凄かった石橋さんですが、今思っても
エポックメイキングだったのは、
「メジャーリーグ2、3」への出演ですね。
メジャーリーグ2
私、この映画、劇場で見ました。
この映画はチャーリー・シーン主演ですので、
アメリカでも力を入れた作品ですし、最初の
作品も大ヒットしています。
映画を見ている時、「なんで石橋貴明が選ばれ
たんだ?」とは思いましが、ネットを調べると、
次のような言葉が見つかりました。
アーロン・ジャッジ
「長年あなたのファンでした」
マイク・トラウト
「一緒に写真撮ってください」
クレイトン・カーショー
「会えてうれしいよ!」
ムーキー・ベッツ
「こうして会えるのはクールだよ!」
フランシスコ・リンドーア
「タカ・タナカ?もちろん知ってる」
野茂、イチロー、大谷の各選手よりも先にメジャー
リーガーの中で有名になったのは、恐らく貴さん
なんでしょうねえ。
2025.1.2
上記のWikipediaの記事の中に、「メジャーリー
グ2」について、
第17回スティンカーズ最悪映画賞(英語版)
最低続編賞 受賞
誰も望んでいなかった続編賞 ノミネート
なんてのもありましたが、・・・・
失礼なっ!
ちなみに野茂さんの背番号、Wikipediaによれば
「背番号16は、親交のあったとんねるずの石橋貴明
が、映画『メジャーリーグ2』で日本人選手役と
して着けていた背番号であることから選んだ。」
だそうです。
う~んというか、なんか凄いです。