いろんな意見はあります。
グリーンが難しくて面白い。
これは多くの場合、グリーンにアンジュレーションが
多くて、スネークラインが多くなるようなコースの
グリーンで言われがちな言葉だろうと思います。
この部分は、当コースもよく言われます。
私などはトータルでのフック・スライスをよく逆に
読んでしまい、のけぞります。
自分の読みとの戦いですので、まあ難しいけれど、
面白いです。
グリーンが速くて面白い。
これを言う人は、「グリーンは速いほど面白い」、
「グリーンは速い方が簡単」とも言いがちです。
*もちろん、異論はあります。
速いほど簡単なら、ツアーではめちゃ遅くすべき
という考えも出て来ます。
確かにそういう人もいるんだろうなあとは思いますが、
そう言うと上手い人であるかのように聞こえるという
魔法の言葉でもあります。
平均スコアが110程度の人がそういう投稿をする
こともままありますが、「本当に?手に負えんの?」
と、読む方はつい思ってしまいます。
「グリーンが遅すぎて面白くない。」
「グリーンが遅すぎて全然入らない、届かない。」
グリーンが遅い場合は、もうボロクソです。
でも、実は、遅いグリーンってとても難しいと
思うんですよね。
基本、いつも慣れている速さのグリーンが一番
楽しいし、入れやすいです。
いつもよりも速いグリーンはオーバーしがちで、
まあ難しいのは確かです。
でも、加減をすれば徐々にタッチは合って来ます。
だけれど、メチャ遅い・重いグリーン。
自分の中で、「このぐらい打たないと」と思っても、
打つ瞬間に身体が拒否をし、どうしてもショートと
いうことが頻発します。
ですので、一番難しいのはいつもよりもかなり
遅い・重いグリーンだと思います。
実際に、
「グリーンが遅すぎて全然入らない、届かない。」
というように「入らない」という声が多く出るのは、
遅いグリーンだけです。
2023.8.17
本当に上手い人たちって、「もう少し早い方が
いいなあ」とかは言いますが、「遅いからダメ」、
「もっと早くないとダメ」とは言いません。
結局、ゴルフはあるがままのスポーツですので、
目の前のグリーンを見て、天気を見て、どの程度
速いのかを推測することも腕前なんですよね。
「遅いから入らなかった」というのは、単に下手な
だけで、自分の下手さをグリーンのせいに転嫁して
いるだけだと私は思います。
ちなみに、当コースに寄せられるアンケート。
実は今の当コースのやや遅めの速さを好む方は、
メンバーさんを中心に一番多いです。
そりゃ、スネークラインだらけのグリーンでめちゃ
速いとなったら、普通の人では手に負えません。
ツアーを除いて、グリーンの速さを売りにしている
コースって、実はアンジュレーションがあまりない
ことが多いと思います。
まあ、グリーンは単に速いか遅いかだけじゃない
ってことです。