カマキリが嫌いな方もいらっしゃると思いますので、
画像は小さめにしておきましたが、この時期、10月
11月頃限定で、グリーン上にカマキリがいます。
たいていは大きなカマキリで、終齢に達し、後は
繁殖を待つばかりと思えるものですので、グリーン
上でも結構目立ちます。
でも、この時期、エサになるバッタだとかがグリーン
上にいるわけでもなく、「何故なんだろう?」と
ずっと思っていました。
いや、各ホールのグリーンに1匹ずつというほどの
頻度でいるわけではないのですが、結構、見る事が
あるものですから。
そうした時に読んだ記事がこちら↓
アスファルト上で死ぬカマキリ、寄生虫に操られていた 京大など解明
秋になるとアスファルト道路の上で死んでいる
カマキリがよく見つかる。
こうしたカマキリが寄生虫のハリガネムシに
操られ、川や池と間違えてアスファルトを目指して
いる可能性が高いことを突き止めた。
(ハリガネムシに)寄生されたカマキリ(感染カマキリ)
が入水するのは、水面からの反射光に多く含まれる、
電磁波の振動が水平に偏っている「水平偏光」という
光に引き寄せられるからだとみられている。
感染カマキリが、アスファルトを水辺と勘違いして
いる可能性があると推測。
アスファルト道路の水平偏光を測定すると、感染
カマキリが入水するような水辺と同じ強度だった。
「水平偏光」が具体的にどういうものなのかは、
調べてもよく理解できなかったため、理解するのを
途中で止めてしまいました。
でも、結構な頻度で大きな成虫のカマキリだけが
グリーンにいることが多いのは、アスファルトの
道路と同じく、「水平偏光」が原因ではないかと。
確かにグリーンは芝が短く刈り込まれており、
水面に似ていると言えば言えますし、概ね平ら
で、草原とも違いますので。
「ほう、それで?」と言われれば、「以上です。」
と答えるしかない話ですが、自分としては長年の
疑問に答えが見つかったような気がして嬉しいです。
2024.11.16
ゴルフ場って日本の小動物の宝庫です。
これまで見たことがないのは、月の輪グマぐらいで、
他はほとんど見ています。
サル、鹿などは群れを成していますし。
小鳥もここに来るまで見たことのない鳥がいくら
でもいますし、聞いたことのない鳴き声もそこら中
でします。
カモの類なんてこの時期には、池を見ればほぼ
必ずいます。
春の終わりから夏にかけてはローテーションで
いろんなセミの鳴き声がし、この頃ようやく
鳴き止んだという感じです。
蛾なんかもそうで、見たことのない模様の蛾が
飛んでいるのをよく見かけ、そのたびにビックリ
します。
そんな中、カマキリなんてどこでも珍しくはない
と思うんですが、グリーン上で「何してんの?」
と声を掛けたくなる大きなカマキリは目立ちます。
ついしゃがんで、じっと見てしまいます。