引き続き、当時の状況のピックアップです。
ゴルフ特信 平成15(2003)年12月24日
ゴルフ界では日常化してきたゴルフ場の倒産。
平成15年に法的整理に入ったゴルフ場企業は80社、
負債総額は2兆194億円で、この80社が経営する既設
ゴルフ場は132コース(他建設中等3コース)にのぼった。
前年比では既設コース数で2コース増となった
ものの、社数で18社減、負債総額で約1兆円減と
なった。
このことなどから、法的整理はピークを過ぎたと
判断する専門家もいる。
平成3年から15年の法的整理件数は331件、
負債総額は10兆6555億円。
15年の特徴も大手グループの倒産。
1月に観光日本、2月に日本ゴルフ振興、
8月に緑営グループと総武総合開発が再生法を
申請、という具合だ。
この4社に関係する既設ゴルフ場は計58コース
(内1コースは法的整理外)を数える。
法的整理の中から再生法申請をピックアップすると、
15年12月中旬段階で71社(前年67社)、
負債総額1兆7855億円(同1兆9909億円)、
既設120コース(同98コース)となった。
14年は、大手のスポーツ振興グループや地産が
会社更生法を申請。15年は大手も再生法を選択した
ため、再生法に比重のかかった申請となっている。
なお、15年に閉鎖ないし閉鎖するとしたゴルフ場の
報道は、ヤマハのキロロGC、9ホールの熱海GCが
あるが、熱海GCには買い手が現れ営業を再開している。
法的整理はピークを過ぎたが、逆に極端に増加
したのは経営交代。既設ゴルフ場数では過去最高の
145コースにのぼった。
14年は63コースなので、比較すると82コース増、
率では実に130%になる。
特徴は3点ある。法的整理絡みによる経営交代が、
全体の84%を占める122コースにものぼったこと。
また、残り23コース中には競売による経営交代も
14年より3コース減ながら4コース含まれており、
いわゆる任意による経営交代は19コースしかなかった。
もう一つの特徴は145コース中70コース(14年は
8コース)が外資の手に委ねられたことだ。
ローンスター・グループは地産の16コース、
STT開発の11コースを含め36コース、
GSグループはスポーツ振興グループの26コースを
含め31コースを傘下に収めた。
説明
阿鼻叫喚の世界で、このような報道は本当に
多かったのですが、ここでも「なぜそうなったのか?」
については、触れられていません。
「償還請求が殺到したから」ではなく、
「なぜ、償還請求が殺到したのか?」という点です。
ちなみに「熱海GCには買い手が現れ」。
これ、私の高校時の同級生のことですね。
彼のお誘いで、一度、お邪魔させて頂きました。
ショートコースですけど、いいコース、いい景色の
コースでした。
機会があればまた行きたいものだと思っています。
2022.6.18
昨日6/17(金)のハーフ所要時間
もっとも早い組 1:56
もっとも遅い組 2:49
OUT平均時間 2:33
IN 〃 2:23
どこかの組が「つまずき石」になってその後の
組全体が遅くなるということはよくあります。
比較的順調であった昨日も、前半・後半ともに
にコンスタントに前の組に遅れる、離される
という方々はお見えでした。
当日ご来場の方々全員のご迷惑になりますので、
「何やっとるだ不動」様が降臨せぬよう、
ご注意をお願いいたします。