これはグリーンキーパーに聞いた話ではなく、
ゴルファーとしての私の推測です。
だったら読む価値ねえじゃん。
と思われる方もいらっしゃる
とは思いますが、まあそうおっしゃらずに。
グリーンが固くて止まらない。
固すぎる。
と言われる方は、結構いらっしゃいます。
グリーンは、基本的に固めなことの方が
多いと思いますが、なぜなんでしょうか?
1.ボールマークがなるべく残らないように。
自分の玉の落ちた辺りを確認し、
ボールマークが残っていれば、
きちんと修復する方、多分、少ないです。
他のボールマークもチェックし、
あれば修復される方、もっと少ないです。
自分の玉がどの辺りに落ちたのか、
気にもしない人、かなり多いです。
せっせと修復するわけでもないのに、
「マナーのなってねえ奴が多いなあ」
とエラそうに言う人、そこそこお見えです。
コース内に落ちているゴミを見て、
「マナーのなってねえ奴が多いなあ」
とは言うけれど、
自分で拾うわけではない方と同じぐらいの
数です、多分。
せっせとやられる方は、黙ってやります。
修復して頂ける方が少ない以上、
グリーンが固ければ、ボールマークは
残りにくく、
結果、コース側は指摘を受けにくくなる
からでしょう。
グリーンごとに人員を張り付かせ、
ボールマークが出来る度に修復は、
プレーの邪魔にもなりますし、コスト
的にも難しいかと思います。
2.速いグリーンが好まれがちだから。
「速すぎる」と言われる方は少なく、
「遅すぎる」と言われる方は結構
いらっしゃいます。
そうすると、どうしてもグリーンは
固い設定になりがちとなります。
これは多分、ご理解頂けると思います。
速いグリーンがよく、かつ、ピタッと
止まってくれる柔らかいグリーンが
いいというのは、そうですねえ、
中国の故事では矛盾でしょうか?
どんな矛をも防ぐ盾と、
どんな盾をも貫く矛が欲しい。
日本語では、
あんた、頭、大丈夫?
ちゃんと自分の名前、言える?
でしょうか?
2019.6.23
ほかにも、
グリーン上に水が溜まると、
ゴルフにはならなくなるため、
グリーンは元々、非常に
水はけのよい構造となっています。
結果、ちょっと好天が続けば、
固くなりがちです。
グリーンが柔らかく、ボールマークが
芝の根っこまで破壊してしまうと、
その部分の芝の回復に時間がかかるから
という面もあるでしょう。
実際に、雨天の時はグリーンが
ボコボコになります。
まあ、グリーンの状態を読むのも
スコアメイクの1つであり、
ゴルフの奥深さの1つだと思いますので、
ここはひとつ、よろしくお願いします。