「今日こそは!」
「今日は絶対に行ける!」
これもそうですね。
そう言ってその通りになった奴、見たことないです。
たいていは、
♪あああ~ ゴルフは今日も~ ダメエ だあった~
こちらもそうですね。
「誰にも縛られたくない。」
「自由に生きたい。」
まあ、率直なご意見です。
でも、こちとらとしては、何度でもいろんな所で聞いて
るんですよねえ。
ええ、聞き飽きて、耳にタコが出来ています。
若いミュージシャンが出ると、その中の誰かがたいてい
これを歌詞に入れ、それを聞いた中高生の中の一部が
共感してファンになります。
ただ、説明をすると、
「♪盗んだバイクで走り出す~」系の人の場合、彼らの
仲間内は力関係によって縛り事だらけで、一般社会よりも
むしろ自由がないです。
気を付けていないと、リンチにも遭いかねませんし。
本当に誰からも縛られていない人がいたとした場合、
それでも彼は、「生活必需品の確保」には縛られます。
無人島や深い山中で自由にやっている人に対して、
定期的に食料や薬を届けるボランティアはいません。
失敗したら死が待つだけで、本当に自由を得た人は
多分、すぐに死にます。
ですので、ろくでもないことをし、他人に迷惑を
かけては怒られがちな人はついつい、うわ言のように、
「誰にも縛られたくない。」
「自由に生きたい。」
と言いがちになりますが、たいした意味はなく、
お母ちゃん、先生に叱られた八つ当たり的な言葉
ですので、まともに聞く必要もありません。
そして、悲しいことに本当の意味で
「縛られたくない。」「自由になりたい。」
と思っている人たちの言葉は、誰にも届きません。
切望しながら適うこともなかった人々が、歴史上でも
現代でも、残念ながら数多くいることだろうと思います。
2023.1.28
「誰にも縛られたくない。」
「自由になりたい。」
ではなく、「父親に縛られたくない」という理由で
家を出る人は、大昔から相当数いただろうと思います。
元々、♂は大きくなったら親元を離れるように生物
プログラミングされているような気もしますので。
中学を出たら、
「家を出て、どこかで働くか?」
「上の学校に行きたいなら行ってもいいけど、費用は
貸しだぞ。大人になったらちゃんと返せよ。」
「先々は俺の会社を継ぎたい?
えらく都合のいいことを言うなあ。
入れるなら入ってもいいけど、エコひいきはねえぞ。」
多分、これでだいぶ夜の徘徊や同族経営の弊害は
無くなると思うんですけどねえ。
女の子だったら?
母系社会ですが、婿を取って一緒に暮らすのが一番
でしょ。
婿殿を取った家って、嫁をもらった家よりも上手く
いっているケースが多いように思います。
子供を見てもらう場合も自分の母親に見てもらえる
という点は、あまり言われないけどメチャ大きな
メリットだと思います。
絶対に見てもらってはいけない実母というケースも
もちろん存在するでしょうけど、全般論として。