若い時に聞くと格好良く、つい言いたくなってしまう
言葉は確かにあります。
威勢の良い言葉などは、基本そうです。
戦争などでも、冷静論より、「命が惜しいのか!」
「命を惜しんでる場合じゃないだろ!」「為せば成る!」
的な言葉でどれだけの無駄死にが出たことかと思います。
「社会が悪い」
これは一部の評論家的な方々に特徴的な言葉ですね。
でも、普段はそんなことを思っていないのに、自分
自身が追及されそうになると、かなりの確率で口に
出す人もいます。
何とか責任転嫁をしたいだけです。
「オリジナリティ」「個性が大事」
これらもわけのわかんない人たちがよく口にします。
でも、人間なんて性格も、年令も持っている知識・
技能もバラバラですので、わざわざ言う程のことでは
ないです。
個性的な部分もあるし、そうでない部分もあるのが
人間であり、どちらがいい悪いでもないです。
そりゃ、プーチンさんみたいな超個性的な人が
いっぱい出て来ちゃったら、世界中が大変ですし。
「親が悪い」「社会が悪い」「上が悪い」という言葉、
総じて「○○が悪い」という言葉も多く聞きます。
でも、そういうことを言う人って、「自分が悪い」
「自分も悪い」とは絶対に言わず、「あっ、責任転嫁
したいだけなんだ」とつい思ってしまいます。
謝罪するのは、自分より上の立場の人から怒鳴られて、
ビビッてしまった時だけです。
2023.2.26
若い人特有の話から始めましたが、別に若い人が
ということではないです。
前に書いたとは思うんですが、ろくでもない若者は
やがて、ほぼ間違いなくくそ爺、くそ婆へと成長して
いきます。
若い時からまともな人は、そのまま穏やかなおじいさん・
おばあさんになっていきます。
死刑判決を喰らって改心するだとか、あまりにも惨い
目に遭って人格が変わってしまうというケースはある
かもしれませんが、基本的に性格は変わらないです。
幼稚園・小学校・中学校・高校と付き合ってきた連中も
性格は全然変わりません。
性格に成長という言葉を当てはめることが出来るので
あれば、何十年経っても全く成長しません。
「三つ子の魂100まで」とは本当によく言ったものだと、
この年になってつくづく思います。
相当、堪らない思いをした人が吐いた言葉かなあとは
思いますが。
本当に幼少期の情操教育というか、周囲の大人たちは
言動を注意深くするべきでしょう。
コスパコスパと言っている人たちの周囲で育った
子供たちは同じようにコスパコスパと言いながら
多分、育ちます。
そして、周囲の大人たちの言葉と言動を見て、
「コスパってのはなんしょかんしょ安いこと」と
理解し、本来の言葉の意味を知らずに育つでしょう。