ゴルフが唯一の大学入学試験科目だったら。
実施会場の問題はありますが、広い会場での
ゴルフですので、不正防止はより大きな課題と
なります。
スコアの御申告、違反行為の摘発。
実施会場の問題以上に深刻です。
実現できるとしたら、小さい頃から教育と観察を
行い、ルール違反をしないと考えられる人間性の
人だけに受験資格を与える方法しかないかと。
ですので、実際の入学試験以前に、そこに至る
までの人間性教育と観察・判断が一番重要な部分に
なるかもしれません。
それが担保されれば、後はスコアで選別するだけ
ですので、その部分はそう難しくはありません。
それがを考えると、今の入学試験、人間性は全然
関係ありません。
公務員の試験も多分、人間性は関係ありません。
会社の入社試験は、○×式の性格試験だとか、面接で
人間性も見ているとは思いますが、猫かぶりでそこを
通過する人が非常に多いことは容易に推測できます。
ですので、社会に出てから問題を起こすケースが、
高学歴の人にも多発しがちというのは当たり前と
言えば、当たり前、何の不思議もないです。
2023.8.25
「高学歴≒高人格ではない」ことは多分、ほとんどの
人が理解しています。
そういう人ばかりではもちろんないですが、先日
書きました「早稲田のくせに」「慶應のくせに」
という場合でも、
同じ東大卒業者の中で文Ⅰ入学者が、「文Ⅱ、文Ⅲの
くせに」という場合もあるでしょうし、
理Ⅲ入学者が「理Ⅰ、理Ⅱのくせに」という場合も
あるでしょう。
更に、国家公務員試験に合格したと言えど、どこの
省庁かで差が生じます。
更に更に、省庁に入ったとしても出世争いに敗れ、
出世の見込みが絶たれた時点で政界入りや、
企業への転身を行う人も相当数います。
彼らを見ていると、高校野球で頂点に立つのが
1校しかないように、最後に挫折するために人生を
生きてるのかしら?という気もします。
そして、最後に勝ち残った人が高潔な人という保証
は何もないですし、逆に「どういう手を使ってきた
んだ?」と思われてしまう場合もあることでしょう。