他のツアー競技同様、今年のリゾートトラスト
レディスも中止となりました。
そして、放映枠が空いてしまったし、
女子ゴルフは人気あるからってことなのか、
昨年の優勝争いの模様を放映していました。
絞った各選手を予選ラウンドから追い、
非常に面白かったです。
昨日記載の河本結プロの話も
その番組で紹介されたものです。
そして、スマイルシンデレラこと、
渋野日向子プロ。
深いバンカーからのショットがピンを
かすめ、あわやチップイン。
場内の歓声とざわつきが
TV画面越しに伝わってくるほどでした。
そして、バンカーから上がってきた時の
渋野日向子プロのこの表情。
その笑顔を観衆が見て、また一段と大きな歓声。
お笑いと一緒だと思いました。
つかみで会場を和ませ、
ギャグ待ちの状態にしておいてからのドカーン。
大受けするパターンです。
逆に、会場が沸いているのに、
「何であれが入んないかなあ。」
と、ぶうたれた顔でバンカーから現れる
選手がいたとすれば、観客も一気に興ざめです。
そういう選手は人気が出ません。
観客が一体感を得られないです。
2020.6.2
難しい面はあります。
ぶうたれた表情で現れた選手がウッズだと、
「さすが、タイガー!
入んなきゃ、気に入らないんだ。」
と、会場がいい意味でシーンとします。
静かなどよめきが巻き起こります。
一般的には、周りの人が望んでいるものを
提供することが大事で、一体感を
得やすいですし、好感も得やすくなります。
そこから更に図抜けた存在になると、
他の人の大きな迷惑にならない限り、
何をやっても「さすが」となります。
多分、ゴルフに限らず、何でもそうです。
問題は、図抜けた存在と周囲は思って
いないのに、本人がそう思っている場合です。
ピエロさんと呼ばれる社長さん、上司、
監督さん、同僚と、多彩にいらっしゃいます。